生産量が伸びている?すべて手作業のキノコ収穫を体験してきた|2021 沖縄旅行記

南国日記~沖縄移住の記録~

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は沖縄で「キノコの収穫」を体験してきたので、その時の様子をお届けします。

生産量が伸びている沖縄のキノコ

沖縄でキノコの栽培が行われていること自体、私は初めて知りましたが、沖縄には13団体からなる【沖縄県きのこ生産振興会】もあり、近年生産量が伸びています。

こちらが見学させていただいたキノコのハウス。ハウスの中へ入る前に「朝ごはんに納豆食べてきてないよね?」と聞かれました。キノコは「胞子」呼ばれる非常に細かい種を飛ばして、その数を増やします。胞子から出た「菌糸」という、細い糸が集まって出来たものがキノコ。どうやら納豆菌は菌糸の成長を阻害させてしまうそうです。

■ 参考:マンゴーのハウスを見学してきた

ハウスの中は独特の雰囲気。キノコの生育を促すため、クラシックのBGMが流れています。

そして、ペットボトル型に固められた土から出ているキノコをねじりながら引っ張ると、簡単に収穫することが出来ます。

キノコの収穫を体験する

ということで、キノコの収穫を体験します。

ハウスの中で大きくなったキノコを見つけては獲るを繰り返します。キノコは1日あればグンと大きくなるため、どんどん収穫しないと、作業が大変なことになるそうです。

収穫されたキノコはすぐにハウスの横の作業場でパッキングされ、その日のうちにスーパーの棚に並びます。

くろあわび茸

キノコの名前は「くろあわび茸」。台湾から導入されたキノコで、日本では限られた地域だけで栽培されており、高級キノコとして紹介されています。

食べてみると「かまぼこ」のような弾力があり、肉厚でジューシー。栄養も豊富で、体内の免疫を高めてくれる成分が含まれているそうです。

くがにさんご茸

そこちらのハウスで栽培されている、もうひとつのキノコがこちら。

白と黄色が鮮やかで、見た目も綺麗なこちらのキノコは、沖縄で栽培されていることにちなんで「くがに(黄金)さんご茸」と呼ばれています。確かに沖縄の海のサンゴのような見た目です。

正式名称は「たもぎたけ」。もともとは夏の北海道や東北に自生していましたが、近年沖縄でも人工栽培が行われるようになりました。

キノコの中でも群を抜いて栄養価が高いそうで、がんや糖尿病を予防する健康食品としても扱われています。

すべて手作業で行われている

収穫からパッキングまで全て手作業のため、出荷量は多くありません。

あまり有名ではありませんが、沖縄のキノコは知る人ぞ知る「幻の最強フード」です。とても貴重な体験をさせていただきました。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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