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今回は沖縄で「キノコの収穫」を体験してきたので、その時の様子をお届けします!
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クラシックが流れるキノコのハウスへ
「キノコの収穫を体験してみないか」
こんな珍しいお誘いをいただいたので、さっそく遊びに行ってきました。

こちらがキノコハウス。沖縄でキノコの栽培が行われていること自体、私は初めて知りましたが、沖縄には13団体からなる【沖縄県きのこ生産振興会】もあり、近年生産量が伸びています。

ハウスの中は独特の雰囲気です。ハウスの中にお邪魔するとき「納豆触ってきてないよね?」と聞かれました。
キノコは「胞子」という、非常に細かい種を飛ばして、その数を増やします。キノコは胞子から出た「菌糸」という、細い糸が集まって出来たものになります。納豆菌は菌糸の成長を阻害させてしまうそうです。

そしてハウスの中を、より独特な雰囲気に引き立てているのがBGM。ハウス内にはクラシックが流れており、これによってキノコの生育にも違いが出るとか。
キノコの収穫を体験する

ペットボトル型に固められた土からキノコが出ています。ほとんどが、ペットボトルのキャップにあたる部分から出ていますが、中には袋を突き破って、意図せず場所から出てくるキノコもあるそうです。

収穫方法はいたってシンプル。土から出ているキノコをねじりながら引っ張ると、簡単に獲ることが出来ます。

ということで、大きくなったキノコを見つけては獲るを繰り返します。
キノコは1日あればグンと大きくなるため、大きくなったものはどんどん獲っていかないと、収穫作業が大変なことになります。

こちらのキノコは「くろあわび茸」。台湾から導入されたキノコで、日本では限られた地域だけで栽培されており、高級キノコとしても紹介されています。
私も頂いて食べましたが、「かまぼこ」のような弾力があり、肉厚でジューシー。栄養も豊富で、体内の免疫を高めてくれる成分が含まれています。
サンゴのような見た目のキノコ
そして、こちらのハウスで栽培されている、もうひとつのキノコがこちら。

白と黄色が鮮やかで、見た目も綺麗なこちらのキノコは、沖縄で栽培されていることにちなんで、「くがに(黄金)さんご茸」と呼ばれています。
言われてみれば、確かに沖縄の海のサンゴのような見た目です。

正式名称は「たもぎたけ」。もともとは夏の北海道や東北に自生していましたが、近年沖縄でも人工栽培が行われるようになりました。

キノコの中でも群を抜いて栄養価が高いそうで、がんや糖尿病を予防する健康食品としても扱われています。
幻の最強フード
先ほどもご紹介しましたが、キノコは毎日ぐんぐん成長するので、収穫も毎日行われています。

収穫されたキノコはすぐにハウスの横の作業場でパッキングされ、その日のうちに、スーパーの棚に並びます。

収穫からパッキングまで全て手作業のため、出荷量は多くありません。そのためあまり有名ではありませんが、知る人ぞ知る「幻の最強フード」なのです。
とても貴重な体験をさせていただきました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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