退屈?天気が悪い波照間島の過ごし方 海は最悪 星も見えず 原付で観光|2016 旅行記4

旅の思い出

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今回は「2016年 春 石垣島・波照間島旅行記(人生初の沖縄旅)」その4をお届けします。

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退屈?天気が悪い波照間島の過ごし方

悪天候で船が全便欠航となり、波照間島から出ることが出来なくなりました

前日の昼過ぎに島へ上陸したばかりですが、すでに数え切れないほど島を1周しており、もうやることがありません。晴れていれば話は別ですが、曇っていて寒いと非常に退屈です。

この体験を通じて、島暮らしの現実を知ることが出来たような気がします。島に住んでいたら、こういう天気の時は家の中で過ごすはず。それでも退屈しないかが、島暮らしを続ける上で重要なポイントだと思います。

■ 参考:沖縄移住の現実

家の中にいたら、見える景色は東京も島も基本的に変わりません。さすがに部屋でじっとしているのは勿体ないので、とりあえず原付を借りて、島を観光することにします

波照間島を原付で観光する

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 2016-春旅-波照間-275-1024x768.jpg です

青い海だけでなく、一面に赤っぽい土が広がるのも沖縄ならではの景色。この土で育てられるのがさとうきびです。波照間島は耕地面積のほとんどを、さとうきびが占めています。

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波照間島でさとうきび栽培が始まったのは1914年頃。稲栽培にあてられていた農地もさとうきび畑となり、自給自足的な農業から換金作物栽培へと変わりました。栽培や製糖の技術は石垣島から導入されたそうです。

島内で栽培されたさとうきびは、島内にある製糖工場に運ばれた後、島外へ出荷されます。3月はさとうきびの収穫シーズン。この時期は、島に住み込みでさとうきび刈りをする、短期バイトの募集があったりもします。

国勢調査(2020年)の結果を見ても、波照間島では「農業」に従事している人が最も多いです。

さとうきび以外にも畜産(農業に分類される)が行われており、牛が放牧されている様子も見ることが出来ます。ただ、牛よりも人よりも島に多いのが「ヤギ」です。

波照間島では、あちこちでヤギを見ることが出来ることから「ヤギの島」としても紹介されています。ヤギ刺やヤギ汁など、沖縄にはヤギを食べる文化があり、ヤギ料理の専門店もあります。

つまり彼らは食用として放牧されており、波照間島にはヤギ生産組合もあるそうです。

昼食はこの天気でも営業していた飲食店でソーキそば。この旅で初めての沖縄らしいグルメです。

最悪なコンディションの海へ

それにしても気になるのは寒さ。日本最南端まで来たのに、未だに埼玉を出発した時から着ているダウンを着たままです。

■ 参考:沖縄は意外と寒い?

ニシハマへやって来ました。「日本一美しいビーチ」とも言われており、ネットやSNSに出てくるのは美しい景色ばかり。最悪のコンディションのニシハマはある意味貴重です。

船が全便欠航となるような日のニシハマはこんな感じ。泳いでいる人はもちろん、ビーチにも人は誰もいません。

波照間島~石垣島の海は荒れていたのかもしれませんが、島は雨も降っておらず、風がやや強い程度。台風の時はもっとひどいはずなので、「最悪」とは言えないかもしれませんが、観光するには最悪のコンディションです。

ただ、暇すぎるので、海へ入ることにしました。

覚悟を決めて顔を水中に入れてみましたが、魚はほとんどいません。非常に地味な水中の景色、そしてやはり、水中から身体を出すと吹き付ける風に身体が凍えます。

まあこれも貴重な経験です。またコンディションがいい時にリベンジすると心に誓い、ニシハマを後にしました。

■ 参考:リベンジを果たした時のニシハマの様子

海は最悪 星も見えず

宿へ戻り、この日の夕食にを調理します!

「島で刺身が食べられる場所はないですか」と宿の方に聞いたところ、「無いからこれ食べていよ」と、冷凍で保存してあったものを頂きました。鯛めしとあら汁を食べて、波照間島2日目は終了。

ちなみに波照間島には、共同売店がいくつかあるので、食料には困りません。こちらの「名石共同売店」は、朝7時から夜9時まで営業していました。なお、お値段は島価格で、少々お高めです。

こちらは「モンパの木」というお店。波照間島Tシャツなど、お土産になるような雑貨が販売されています。

そして波照間島のお土産と言えば「泡波」。島旅や沖縄が好きな人には有名な泡盛です。生産量が少なく、幻の泡盛とも言われており、国際通りなどでは高値で販売されています。

星空も見たかった さらば波照間島

波照間島滞在3日目を迎えました。飛行機の都合上、この日島から出られないと非常に面倒なことになりますが、朝一番の船は欠航

しかし、どうあがいても仕方のないことです。雨の中、偶然持参していた合羽を着て、とりあえず原付で島を走ります。

ヤギとトラクター。どうやら午後の船は出るようで、この見慣れた島の景色ともお別れです。

もはやルーティンとなったニシハマチェック。最後まで晴れた島の景色を見ることは出来ませんでした。

マンホールには「南十字星が輝く島」と書かれています。波照間島で過ごした2晩、星はひとつも見ることが出来ませんでした。

13時、石垣島行きの船がやってきました。3月下旬ということで、ちょうど島の先生が異動で去る場面に遭遇。こちらは最後にみんなで、校歌を歌っている時の様子です。

さらば波照間島。先生を見送る子供たちが船を追いかけてきます。ドラマや映画で見るような光景に、全く関係のない私も感動してしまいました(笑)

貨客船も入港していました。こちらを利用すると高速船より時間はかかりますが、値段は安く抑えることが出来ます。

約1時間で石垣島に到着。相変わらず雨は降っていますが、ここからは石垣島を車で巡ります

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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