ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「御船印をゲットする旅 2021年6月編」その2をお届けします。
★前回の記事★
銀座・わしたショップへ
久しぶりの東京で、銀座周辺を歩いています。

続いてやってきたのは「わしたショップ」、銀座にある、沖縄のアンテナショップです。
こちらでは以前、【沖縄コーヒーの試飲会】をさせていただきました。
★参考:安里コーヒーの試飲会@銀座
「少しだけ様子を見てみよう」という感じでお店に入りましたが、なかなか面白かったので、「沖縄に住んでいる人」の目線でご紹介します。

「さんぴん茶」は、言わずと知れた、沖縄を代表する飲み物。
ジャスミン茶のことですが、沖縄へ旅行に来たら、飲み物にとりあえずさんぴん茶を選ぶ人も多いはず。

一方で、沖縄には他にも様々なお茶があることは知られていません。
グアバ茶や月桃茶など、こうした類のお茶は、沖縄では道の駅で販売されている場合が多いです。

今回知り合いへの手土産に買ってきたはずの「WATTAパッションフルーツ味」が販売されていました(笑)
値段は沖縄のスーパーよりも60円ほど高いです。

紅茶花伝は全国で販売されていますが、「レモンティー」は沖縄限定です。
沖縄では食堂でも、お茶ではなく「レモンティー」が出てくる場合があります。
気温が高い国では糖分補給のため、お茶に砂糖を入れる習慣があり、沖縄でもその文化があります。
一方で、かつては長寿の県と言われた沖縄ですが、近年は糖尿病や肥満の人も、全国トップクラスで多くなっています。

ファンタシークワーサーも、通常のファンタより値段が高いです。

ルートビアもあります。

飲み物といえば、コーヒーも忘れてはいけません。
わしたショップで販売されていたのは、この2種類のみでした。
沖縄では最近コーヒが流行っており、様々な場所で苗が販売されています。皆さん沖縄コーヒーを「飲みたい」わけではなく、「育てたい」ようです。
★参考:沖縄コーヒーについて★
昭和を感じさせる商品

かつては、「午後の紅茶」と並んで、日本中で販売されていた商品ということで、懐かしさを感じる人もいるかもしれません。
「霧の紅茶 ミルクティー」
沖縄では現在も普通に販売されている商品で、値段もこの半額です。

日本の昭和を感じさせる懐かしの商品、でも沖縄では現役バリバリといえば、「ボンカレー」も定番です。
何も知らない人にとっては、「沖縄のアンテナショップでなぜ?」となるはずですが、令和時代の沖縄では、発売当時の味わいそのまま、スーパーで販売されており、いつの間にか「沖縄ならでは」の商品となっています。
銀座価格の沖縄の農産物たち
沖縄の農産物も【銀座価格】で販売されていました。

赤ピーマン
私も以前収穫を体験させてもらった際、農家さんから「赤いと売れないから」ということで、たくさん頂きましたが… しっかり値段が付いて販売されています。
★参考:ピーマンの収穫体験★

マンゴーも1つで3240円。
沖縄の道の駅だと、この半額で販売されています。

パッションフルーツも同じような感じです。

「銀座だから」というよりも、沖縄からの送料がかかる分、この値段になるのは仕方がないことです。

マンゴーは宮崎県、パッションフルーツは東京の島という、ライバルと並んだときに、この値段でも買ってくれる人がいるかが、沖縄の果物の課題です。

銀バナナ。
バナナにしては、通常スーパーで販売されているよりも10倍近い値段がします。
★参考:沖縄の農産物の課題★

アセロラは隅の方で、果実とピューレが冷凍で販売されていました。
栄養満点の果物で、ジュースで名前も知られているのに、お店の方に聞くと、なかなか売れないそうです。

ドリアンは沖縄でも販売されているのを見たことがありません(笑)

ハンダマ(水前寺菜)。
特に説明のPOPなどもないため、知っている人以外は買わないでしょう。
ただ、生鮮品なので、買う人がいないとすぐにダメになってしまいます。つまり、買う人がいるということです。

ふーちばー(ヨモギ)。
こちらも、わざわざ沖縄県産を買わなくても…という作物です。
しかしやはり、求めている人がいるのでしょう。

真空パックにされた田芋。
真空にされているので、期限を気にする必要はありませんが、知らないとわざわざ買わないでしょう。

一方で、田芋は沖縄ではよく知られた作物です。
こちらの「たーむパイ」の「たーむ」は田芋のこと。
他にも、行事の時に田芋はよく出てくるようです。
★参考:田芋の収穫を体験★
沖縄好きな人にとっては「定番」の商品
最後にご紹介するのは、沖縄好きな人にとって「定番」といえる商品たち。

こーれーぐーす。
島唐辛子を泡盛で漬けた、沖縄の食堂に必ず置かれている調味料です。
3種類も置かれているということは、根強いファンがいることが伺えます。

ピーナッツ糖。
もちろん単品で黒糖も販売されていますが、このピーナッツ糖が美味しいのです。

「いちゃがりがり」が人気なようです。
スルメを小麦粉で包んであげた硬い駄菓子。「いちゃ」は沖縄の方言でイカです。
沖縄でもスーパーやコンビニで売られていますが、私はまだ食べたことがありません。

手作りのさーたーあんだぎー。
きっと沖縄が恋しくなるやつです。
これを手にもって銀座の街を歩くのも、悪くないのかもしれません。

もずく天ぷらは、沖縄の「サクッ」ではなく、「フワッ」とした食感の天ぷらの定番ですが、に、200円…
ということで、こうした目線でアンテナショップを見るのは初めてだったので、なかなか面白かったです。
.
今回はここまで。本日もありがとうございました。
★続きはこちら★
コメント