フェリーで沖縄から奄美大島へ!2等室で11時間の旅 船は揺れるのか?|2022 トカラ旅行記1

旅の思い出

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「2022年 トカラ列島旅行記」その1をお届けします。

★2016年 トカラ列島の旅★

沖縄・本部港からフェリー波之上に乗船

2022年5月14日、沖縄本島北部・本部港から旅が始まります。

目的地は奄美群島と屋久島の間に浮かぶ島々・トカラ列島です。まずは船で奄美大島へ向かいます。

乗船券をゲット!2等室で片道6,520円。事前にネットで予約をしておくと、これよりも安くなりますが、今回は予約なし。当日窓口で空席があったので、船に乗ることが出来ました。

ちなみに乗船券は「NAZE」、こちらの看板では「NASE」と表記されています。住所をはじめ、公的には「NAZE(ナゼ)」が使われますが、島内では「NASE(ナセ)」も使われているようです。

9時ちょうど、那覇からやって来たフェリー波之上に乗船。

定刻通り9時20分に本部港を出港。与論島・沖永良部島・徳之島の順に寄港し、奄美大島の到着は20時半。ここから約11時間の船旅となります。

★参考:沖縄~鹿児島航路の歴史★

この日の奄美群島周辺の海況は良さそうなので、船も揺れず、ゆったりと船旅を楽しむ事が出来るでしょう。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMG_3098-1024x768.jpg です
フェリー波之上は奄美大島に籍を置く船

沖縄本島~奄美大島間の利便性はそれほどよくありません。2023年3月現在、那覇空港から奄美空港までの航空路はJAC(日本エアコミューター)の1日1便のみ。所要時間は1時間なので、船よりも早く着く一方で、奄美から沖縄への直行便は飛んでいません。

揺れずに穏やかな11時間の船旅

2等室は下船地ごとに部屋が分けられています。

名瀬は亀徳(徳之島)と同じ部屋。

この日はそれほどお客さんが乗っていなかったため、窓際の区画を確保することに成功。コンセントを利用することも出来ます。

マルエーフェリーの船内は航海中もWi-Fiがつながりやすいので、パソコン作業をしながら過ごしていました。

船内売店にあった「飾り毛布」の本

船内売店やレストラン、お酒の自動販売機もあるので、ひたすら食べて・飲んで・寝てを繰り返すような船旅もおすすめです。さっぱりしたい時には、いつでも無料でシャワーを浴びることが出来ます。

★参考:フェリー波之上 船内の様子★

与論島・沖永良部島・徳之島に寄港

本部港を出港してからしばらくすると、船は県境を越えて鹿児島県へ。

水平線の先に本部港の次の寄港地・与論島が見えてきました。

そして12時前、与論島・供利港へ接岸。

★参考:与論島旅行記★

それから2時間後、14時20分には次の寄港地・沖永良部島・和泊港に接岸。

★参考:沖永良部島旅行記★

船から見た沖永良部島

与論島と沖永良部島は、1300年頃から沖縄北部を支配していた北山の支配下にあり、琉球王国成立後も王国の一部に属していました。1609年の薩摩藩による琉球侵攻後は薩摩藩の直轄領となりましたが、琉球との関係も続いていたそうです。

その名残とも言えるのが硫黄鳥島です。徳之島の西約65kmに浮かぶこの島は沖縄県久米島町に属し、今も沖縄県の最北端となっています。

天気がいいときは島影が見えることもあるようですが、この日は見えず。硫黄鳥島で産出された硫黄が、琉球王国の重要な朝貢品となっており、薩摩侵攻以降も首里王府の領地として残されたそうです。

それからさらに約2時間後、16時半に徳之島・亀徳港へ接岸。

徳之島から奄美大島の間は少し距離が長く、名瀬港到着は4時間後の20時半。

私は引き続き作業。この日の船は全然揺れず、穏やかな航海だったので、快適に過ごすことが出来ました。

★参考:船で画面を見ると船酔いしやすい★

そろそろ太陽が沈む時間ですが、夕焼けを見ることは出来ませんでした。

奄美大島・名瀬港到着

すっかり暗くなった20時半前、奄美大島・名瀬港に接岸しました。

タラップではなく、ボーディングブリッジで上陸します。

フェリー波之上は奄美大島で50分停泊した後、ここからは途中の島々を全て通過(たまに屋久島へ寄港)し、翌朝8時半に鹿児島へ到着します。私はフェリー波之上が通過してしまう島々・トカラ列島に上陸するため、奄美大島で船を乗り換え

トカラ列島の島々を寄港するフェリーとしまの出港は深夜2時。5時間ほど待ち時間がありますが、もう夜なので、観光出来る場所もありません。港から歩いて10分ほどの場所にファミレス・ジョイフルがあったので、そちらへ向かいます。

奄美長浜店の営業時間は24時まで。Wi-Fiやコンセントなどはありませんでしたが、ここでしばらく時間を潰します。

それにしても、ジョイフル塩唐揚げ定食 499円(税抜)はコスパ最強なのでおすすめです。この日の昼食は船内でコンビニのおにぎりなどを食べました。

ということで0時前、ジョイフルを出発し、フェリーとしまが出港する左大熊港まで歩きます。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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