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今回は「2021年 ナガンヌ島旅行記」をお届けします。
那覇からツアーでナガンヌ島へ
沖縄本島周辺には、船で行くことが出来る離島がいくつかあります。
沖縄本島を訪れたついでに、「島にも行ってみたい!」という方におすすめなのが【ナガンヌ島】。人は住んでいない無人島ですが、那覇から出ているツアーに参加することで、お手軽に上陸することが出来ます。
那覇を出港してから約20分、ナガンヌ島の近くまでやって来ると、海の透明度が明らかに変わりました。
船はコバルトブルー海へ突き出た白い桟橋に接岸。ナガンヌ島にはここから上陸します。
桟橋の中央は鉄網になっており、ここから真下の海を見ると…
こんな感じ。写真では分かりませんが、水中を泳ぐ魚の姿が見えるほど透明度が高いです。
那覇の近くでこれだけ美しい海が見られるにも関わらず、旅行雑誌やネット記事にはあまり登場しません。知る人ぞ知る穴場スポットと言えるでしょう。
無人島で美しい海を見る
海の向こうに見えている島々が慶良間諸島。ナガンヌ島は渡嘉敷村に属しています。
こちらが島の最高地点(標高約7m)からの景色。島の名前になっている「ナガンヌ」とは、沖縄の方言で「長い物」という意味。東西約1.7km・南北約200m、海の砂が集まって陸になったような小さな島です。
2014年3月5日 (サンゴの日)に慶良間諸島国立公園が設置され、ナガンヌ島もその一部となりました。また、ナガンヌ島に設置されている国立公園の碑には「チービシ(ナガンヌ島)」と書かれています。チービシとは何でしょうか。
チービシを漢字で書くと慶伊干瀬。『慶伊瀬島の干瀬』という意味になります。「慶伊瀬島」とは、ナガンヌ島のそばにある「クエフ島」や「神山島」などを合わせた島々の総称です。
奄美や沖縄では、島の周辺に広がるサンゴ礁のことを「干瀬(びし・びじ)」と言います。慶伊干瀬(けいびし)という読み方が徐々に訛って、「ちーびし」になったそうです。
島巡りをしたい方におすすめ
ナガンヌ島は無人島ですが、ツアーを行う業者によって管理されているため、様々な施設・設備が設けられています。
上の写真、白砂をよく見るとキャタピラの跡が残っており…
その先にはショベルカーが置かれていました。私は何度かナガンヌ島に上陸していますが、訪れる度に何かしら新しいものが出来ているので、「進化する無人島」と言っても過言ではありません。
沖縄らしいコバルトブルーの美しい海を眺めながら、ブランコを漕ぐことも出来ます。
インスタ映え用でしょうか、どこでもドアも見つけました。
こちらはお酒もジュースも買うことが出来る自動販売機。
ランチや軽食等も島で買って食べることも出来ます。
こちらはまるでホームセンターで展示されているようなテント。島での宿泊も可能です。夜はきっと星空も美しいことでしょう。
コテージやバーベキューセットも用意されており、もちろんお手洗いもあって、電波もぎりぎり繋がるので、割と現代的な無人島生活を送ることが出来ます。
がっつりサバイバルや島歩きではなく、沖縄の風を感じながら、のんびりと過ごしたい方には本当にいい場所だと思います。これから沖縄の島を巡りたいという方にもおすすめの島です。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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