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今回は「2021年 路線バスで行く 沖縄お酒の旅」その1をお届けします。
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土日祝1日限定フリー乗車券利用！
今回は朝から晩まで、お酒を飲みながら沖縄を旅をします。以前からやってみたかった『呑んだくれ呑兵衛の旅』です。
旅の相棒は土日祝1日限定フリー乗車券。琉球バスと那覇バスが2,000円で1日乗り放題という優れもので、お酒を呑みながら沖縄を旅をするにはぴったりです。
スタートは土曜日の朝7時半過ぎ。車内はガラガラです。
さっそくお酒を呑むため那覇市内「開南」で降車。
1杯目は足立屋のモーニング
向かう先は朝から呑める居酒屋「足立屋」です。
バス停からは足立屋までは、サンライズ・なはという、昭和の雰囲気漂うアーケードを歩きます。
お店は閉まっており、歩いている人もいません。いわゆるシャッター街。地方都市ではよく見られる光景です。
1本脇道に入ると朝8時でこの明るさ。「ソーキそば」の看板だけ光が灯っており、足立屋はこの近くにあります。
センベロ発祥のお店とも言われる足立屋には、センベロだけでなく、「モーニング」という500円で2杯＋おかず1品の朝限定メニューがあるのです。
★参考：前回のモーニング体験★
到着しましたが、残念ながらお店は営業しておらず！その場で食べログなどの口コミサイトを確認すると、営業時間は10時からとなっていました。
お店に貼ってあるメニューからも、「モーニング」は無くなっていました。コロナの影響でモーニングは廃止されたと思われます。
出鼻を挫かれたので、とりあえず国際通りまで歩くことに。
飲食店が多く並ぶ場所ですが、恐らく国際通りに朝から呑めるお店はありません。しかし、せっかくの呑んだくれ呑兵衛の旅。「朝から呑む」という非日常体験を諦めるわけにはいきません。
★参考：国際通りの歴史★
ということで、この旅最初のお酒はコンビニでゲットしたWATTA！オリオンビールが販売しているチューハイで、沖縄県産素材を生かした様々な味のお酒があります。
路線バスで国際通りから沖縄本島北部へ
WATTAを飲み干し、国際通りから路線バスに乗車。
続いては向かうのは沖縄本島北部・名護。2時間以上のバスの旅となります。
もう10月23日ですが、車内には1か月前の広告が掲示されていました。この感じが沖縄らしいとも言えるでしょう。
タクマ3ワンコインキャンペーンの広告がありました。路線バスもタクマ3も、第一交通産業グループの傘下にある会社なので、バス車内にも関わらず船の広告があるのでしょう。
★参考：タクマ3に乗ってきた★
恩納村に入ると、ようやく車窓に海が見えてきました。那覇から国道58号線経由で名護へ向かう場合、ここまで来ないと海を見ることは出来ません。
ほろ酔い気分でこの景色を眺めながら、のんびりと旅を楽しむのは、なかなかいいものです。
沖縄本島北部の入口とも言える「道の駅許田」を通過。
★参考：道の駅許田について★
名護市街地に入りました。
終点の名護バスターミナルまで乗車せず、「大中」というバス停で降車しました。
ここから歩いて向かうのは「津嘉山酒造所」です。
津嘉山酒造所を見学
沖縄では各地に泡盛の酒造所があり、見学・試飲出来る場所が多いです。
1927年から29年にかけて建設されたこちらの古民家で、泡盛「國華」の製造が行われています。少人数の場合は予約不要、無料で見学と試飲を楽しむことが出来ます。
★参考：まさひろ酒造所★
沖縄戦で多くの酒造所が壊滅したなかで、戦前から残る貴重な酒造所。2009年には国の重要指定重要文化財に指定されました。
泡盛には大きく4つの特徴があります。
- 原料にタイ米を用いること
- 種麹に黒麹菌を用いること
- 仕込みは一度きり全麹仕込みで行うこと
- 蒸溜には単式蒸溜機を使うこと
こちらでは製造された泡盛が寝かせられているようで、独特の香りが漂っていました。津嘉山酒造は小さな酒造所なので、近くを通った時にサクッと見学するぐらいがちょうどいいと思います。
無料で泡盛の試飲を体験
見学をしていたら、「どうぞこちらへ」と声をかけていただき、泡盛の試飲（無料）をさせていただけることになりました。試飲はドライブ旅では体験することの出来ない、バス旅の特権。しかし、どうやらバスでここまで訪れる人は少ないそうです。
一番右が通常の泡盛、左2つのカップに書かれているのは泡盛の度数です。泡盛の度数は、蒸留後の高アルコール度数の泡盛に水を足すなどして調整されます。普段は全く泡盛を飲まない私でも、話を聞きながら、その違いを楽しむことが出来ました。
津嘉山酒造所には20分ほど滞在し再び路線バスへ。着いたときは「大中」で下りましたが、今度は「大西」から乗車します。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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