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今回は「2022年 天売島・焼尻島旅行記」その1をお届けします。
北海道 天売島・焼尻島の旅
2022年8月19日、金曜日の仕事終わりに成田空港へやって来ました。

今回は土日休みで北海道の有人島「天売島」「焼尻島」に上陸する予定です。まずは20時10分発のPeachで新千歳空港へ向かいます。

22時、新千歳空港に到着。
ちなみに、天売島・焼尻島の場所がこちら。まだまだ先は長いです。

とりあえず、22時05分発の快速エアポートで札幌へ。

23時、札幌駅に到着しました。この日は札幌で1泊です。

快活CLUB 札幌駅南口店にチェックイン。せっかく札幌に来たので、夕飯はファミマの「札幌 濃厚味噌(カップ麺)」にしました。

翌日は朝7時前から移動開始。この日は焼尻島の宿を予約しているので、島行きの船が出ている羽幌港までは高速バスで移動します。

乗車するのは沿岸バス「特急はぼろ号」。今は無き札幌駅バスターミナル(2023年9月に閉鎖)の11番乗り場から発車です。

8時に札幌を出発し、羽幌町の「本社ターミナル」に到着するのは11時12分。このバスを利用すると、11時40分発の高速船に乗船することが出来ます。
■ 参考:羽幌沿海フェリーの時刻表は こちら

なお、バスの乗車券は事前予約・事前決済が可能です。私は予約をしていなかったので、こちらの窓口が開くのを待ちます。

往復分の乗船券(7,760円)をゲット。なお、クレジットカードを利用することは出来ず、支払いは現金のみでした。

ということで、こちらでバスが来るのを待ちます。
札幌から高速はぼろ号に乗車
しかし、実はこの時すでに高速船の欠航が発表されていました。

14時のフェリーも運航を検討中とのこと。島へ渡ることが出来るのか分からない状態ですが、とりあえず予定通り羽幌へと移動します。

高速はぼろ号は定刻通り札幌を出発。羽幌まで約3時間のバス旅です。

空は一面雲に覆われています。札幌も雨でしたが、この日の道内各地で天気が良くないようです。

川の濁り具合が、天気の悪さを表しています。高速道路を走るバスの車窓からも、あまり北海道らしさは感じられません。

9時過ぎ、砂川サービスエリアで10分間の休憩。

位置関係はこんな感じ。この先も北へ向かって高速道路は続いていますが、パーキングエリア(PA)しかないため、ここが日本最北のサービスエリア(SA)になるそうです。
■ 参考:日本最南端のサービスエリアへ

また、北海道で2か所しかない、給油所付きのSAのひとつでもあります。

進行方向右側の車体は「焼尻」!休憩から戻る時は、自分の乗っているバスを見失いがちですが、高速はぼろ号はその心配がなさそうです。

もちろん、反対側は「天売」がラッピングされています。

ここまでバスは道央自動車道を走ってきましたが、砂川SAを出発後、深川JCTからは深川・留萌自動車道へ。写真は日本三大河川のひとつ・石狩川です。

自動車道を下りて、留萌市街地を通過すると…

日本海沿いへ出ました!ここからバスは国道239号線~国道232号線、いわゆる「オロロンライン」を北上します。

それにしても天気が悪いです。夏の日本海とは思えない白波が打ち寄せています。

水平線の先にうっすらと、天売島(左)と焼尻島(右)が見えてきました。
羽幌フェリーターミナルまで歩く

11時過ぎ、羽幌町の「本社ターミナル」に到着しました。

ここで11時20分発の羽幌フェリーターミナル行き、羽幌港連絡バスに乗り換える予定でしたが、高速船が欠航になったため、連絡バスも運休です。
ただ、本社ターミナルからフェリーターミナルまでは歩いても15分(1.1km)なので、連絡バスが無くても問題ありません。船の出港まで時間もあるので、羽幌町を観光しながら、フェリーターミナルまで歩きます。

綺麗な碁盤の目状となっているHABORO MAP。明治18年から明治29年にかけて、日本各地から移住者が入植し、原野の開拓が進んだそうです。
■ 参考:1

町の中心を通るのが国道232号線。かつては、この国道に沿って鉄道(国鉄羽幌線)が走っていましたが、1987年に廃止となりました。石炭やニシンなどを運ぶことを目的とした路線だったため、産業の変化による沿線地域の衰退が影響を与えたようです。
■ 参考:2

道路沿いの柱をよく見ると「オロロン鳥の里」と書かれた看板があります。オロロン鳥は国内では、天売島だけで繁殖する渡り鳥で、国の絶滅危惧種にも指定されています。

マンホールにもオロロン鳥が描かれています。天売島だけで繁殖する鳥が、羽幌町を代表する鳥のように扱われているのは、天売島(と焼尻島)が羽幌町に属する島だからです。

また、オロロンラインの「オロロン」もこの鳥が由来。なお、オロロン鳥の正式名称は「ウミガラス」で、鳴き声が「オロロン」と聞こえることから、オロロン鳥と呼ばれています。

道の駅「サンセットプラザはぼろ」へやって来ました。

一応、道の駅ならではの「名産品コーナー」はありますが、規模は小さい気がします。

どうやら、天然温泉付きの宿泊施設「はぼろ温泉サンセットプラザ」がメインのようです。

日帰り入浴も出来ます。

さらに、バラ園も併設されていました。日本最北のバラ園で、その数は300種、約2000株。特に、寒さに強い北方系のバラが多く、国内の他のバラ園ではなかなか見ることのできない品種も多いそうです。

港へやって来ました。羽幌町は甘エビの漁獲量が国内トップクラス。これらの船も甘エビ漁の船でしょうか。

道の駅にも、甘エビの紹介がありました。

12時半、羽幌フェリーターミナルに到着。高速船は午前・午後共に欠航となった一方で、午前中のフェリーは出ています。果たして、14時のフェリーは出港するのでしょうか。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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