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今回は沖縄・那覇にあるゲストハウス「月光荘」に行って来てきたので、その感想を綴ります。
沖縄で面白そうなゲストハウスを探してみた
沖縄に移住して4ヶ月が経ちました。
移住直後に伊是名島を旅しましたが、それ以降はほとんど出かけていません。家の近くで沖縄を満喫していますが、少し旅行気分を味わいたいと思い、沖縄の面白そうなゲストハウスを探してみました。
なぜゲストハウスなのか
ゲストハウスの宿泊スタイルはドミトリー、いわゆる「相部屋」が一般的。プライベート空間は写真のようなベットしかない場合が多いです。
寝るとき以外の食事などは共有スペースを利用します。シャワーやお手洗いも共用。食事の提供がない場合は、共有キッチンを利用して自炊してもOK。宿泊料金もリーズナブルです。
「横になって寝ることが出来ればいい」という人向けの宿泊施設という点では、カプセルホテルにも似ています。明確な違いは宿泊者同士の交流が発生しやすい点です。
ゲストハウスの共有スペースで食事をしていたりすると、宿のオーナーや他の旅行者から「どちらからですか」などと話しかけられたりします。宿泊する人もまた、そうしたコミュニケーションを楽しみに泊まっている場合が多いので、会話が盛り上がります。
一人旅でも交流が楽しめる
一人旅でビジネスホテルの部屋で過ごしていると、普段家にいるのと変わりません。
ゲストハウスでは、日中に観光を楽しんで、夜は宿での交流を楽しんで、翌日は宿で知り合った人と出かけるという楽しみ方をしている旅行者もいます。
かつてはこうした役割をユースホステルが果たしていました。貧乏旅の若者がゲストハウスを利用していると思われがちですが、実際はそうでもなく、若者時代に貧乏旅をしていた人たちが出世し、ゲストハウスでの交流を楽しんでいることも多いです。
例えば、フランクに話をしてくれるおじさんが、どうやら会社の社長をやっているらしいということはよくあります。普段気を遣われている立場の人は、意外とこうした交流を求めているのでしょう。
そして、ゲストハウスの宿泊者には、宿泊費を抑えてあちこち旅をしたいというタイプの旅行者が多いので、色々な旅の話を聞くことが出来ます。今回私も旅の話を聞くことを楽しみに、沖縄のゲストハウスを探していました。
那覇のゲストハウス・月光荘に泊まってみた
沖縄には日帰りの旅行者がほとんどいないこともあり、特に那覇にはゲストハウスが多く、宿泊料金もお手頃です。
「沖縄 ゲストハウス おすすめ」と検索すると、おすすめゲストハウスランキングが色々と出てきます。こうしたランキングでよく紹介されているのが「月光荘」。国際通りの近くにある、1泊1,500円で泊まれる宿です。
以前から旅先でもよく名前を聞いていたゲストハウスなので、宿泊を楽しみにしていました。しかし、結論としてはがっかり、いや、運が悪かったです。
仕事終わりの夜8時、月光荘にチェックインすると、すでに共有スペースでは宴会が行われていました。スタッフの方に施設の説明などをしていただき、そのまま「飲もうよ!」と誘われました。
自分から話しかけるより、こうして巻き込んでいただいた方が楽なので、喜んで宴会の輪に入らせていただきましたが、そこで展開されていたのは20代から30代の男性5、6人による下品な会話。
話を聞いている感じだと、皆さん長期滞在者で、とにかく女性の宿泊者を待っている、いわゆる出会い厨だったのです。私が少し旅の話をしても、下品な会話に戻ってしまったので、私は15分で限界を迎え、1人で夜の国際通りへ飛び出したのでした。
GoogleMapで月光荘の口コミを確認すると、評価は悪くありませんが、コメントにはネガティブな内容が多め。交流が盛んなゲストハウスであること間違いなさそうなので、もし旅好きの人たちが集まっていたら、私も楽しめたはず。今回はたまたま他の宿泊者と私の相性が悪かったのです。
私が初めて沖縄本島を訪れたときに泊まったのは、月光荘と関係が深いゲストハウス・リトルアジア(那覇市)。この時は同世代の旅人と仲良くなり、朝まで飲んで、とてもいい時間を過ごすことが出来ました。
近年は月光荘に限らず、不純な交流を求めた野郎たちが集まっているゲストハウスが多いように感じます。特に都会のゲストハウスはこうした傾向が強いです。
私がおすすめしたいゲストハウス
素敵なゲストハウスは田舎にあるかもしれません。
下心を持って交流を楽しみたいという人が、わざわざ田舎のゲストハウスまで足を運ぶとは考えにくいです。また、出会い厨野郎の方々が田舎に長期滞在しても、日中の暇な時間に耐えられるとは思えません。
一方、田舎にあるゲストハウスは、平日や閑散期になると、自分以外の宿泊者がいないということも発生します。ゆえに、面白いゲストハウスは繁忙期の田舎にあるかもしれません。
また、ゲストハウスのスタイルにはオーナーの意向が強く反映されており、オーナーが交流をしっかり管理している場合は安全です。一方、スタッフに多くを任せてしまっている宿は、質の低い交流が行われている傾向が高いように感じます。
私がこれまでに泊まった中で、一番よかった宿は「小笠原ユースホステル」。小笠原諸島という特殊な環境には、色々な人がやって来るので、そうした人たちとの交流は大変面白いです。
■ 参考:小笠原ユースホステル宿泊記
また、沖縄でよかったゲストハウスは今帰仁村にある結家。こちらは月光荘が好きな人にも知られた宿ですが、雰囲気は全く異なります。
■ 参考:結家宿泊記
この2つの宿もGoogleMapの口コミが参考になると思います。小笠原ユースも結家も、共通しているのはオーナーさんがリピーターに愛されており、かつ交流の場をコントロールしていること。ゲストハウス選びのヒントになれば幸いです。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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