天然記念物・南島上陸!唯一無二の絶景が広がる無人島|初めての小笠原諸島 旅行記15

初めての小笠原諸島

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は【初めての小笠原諸島旅行記】その15をお届けします。

★前回の記事★

天然記念物・南島へ

世界自然遺産に登録されている小笠原諸島。自然保護の観点から、立ち入りには東京都認定ガイドの同行が必要なエリアも多いです。

南島もそのひとつ。

天然記念物にも指定されている、大変美しい無人島で、初めて小笠原諸島へ行く人にとっては、外せないスポットです。

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認証を受けた事業者が実施する、ツアーに参加するのが一般的な上陸方法。今回私も、ドルフィンスイムと南島上陸がセットになった半日ツアーに参加しています。

ツアーの船は、おがさわら丸が停泊する父島・二見港を出港し、イルカを探しながら南島へ。上陸後は、またイルカを探しながら、二見港へ戻るというような流れです。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は DSCN0286-1024x768.jpg です

南島への上陸方法は大きく3つ。

  1. 船で鮫池に接岸
  2. カヤックで扇池から上陸
  3. 泳いで扇池から上陸

カヤックまたは泳ぎの場合は、写真のトンネルを通過し、南島・扇池からの上陸となります。しかし、なかなかハードなので、鮫池から、船で上陸する方がほとんどです。なお、いずれの上陸方法でも、認定ガイドの同行は必要です。

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船は、南島・鮫池の岩場に接岸しました。

鮫池の入口は非常に狭いことが、この写真からも分かります(写真中央右)。 このため、海が波立っている日は、南島に上陸することが出来ない場合が多いです。

鮫池には、ネムリブカという、人を襲うことも滅多にない、大人しいサメが多く生息しており、陸上からもその影を見ることが出来ます。

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ガイドの方を先頭に、なかなか急な石灰岩の丘を登ります。

ゴツゴツして、鋭く尖った岩も多いです。岩場を歩くのに慣れていない人は、サンダルではなく、濡れてもいい靴や、マリンシューズを履いた方がいいでしょう。

鮫池(左)から、丘を越えて扇池(右)へ。

南島は、石灰岩という「岩」から出来た島ですが、ここまでの写真からも、緑に覆われていることが分かります。この緑を守るため、様々な取り組みが行われており、ツアー参加者にも、ルールの順守が求められています

このツアーでも、南島上陸前、船上で靴底を洗う時間がありました。これは、土に含まれる、種子や虫の卵などの流入を防ぐための取り組み。

さらに、人が南島に入ることによる植物への負担を減らすため、毎年11月から2月までは、船を接岸しての入島は制限されています。

小笠原を代表する景色

丘を登ると、眼下に絶景が広がりました。

パンフレットやポスターなどにも使われる、小笠原諸島を代表する景色です。

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写真ではなかなか伝わりませんが、真っ白な砂と真っ青な海が、太陽の光に照らされて、眼下の景色がキラキラと輝いて見えます。

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あまり注目されることはありませんが、反対(背中)側の景色も美しいです。

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ハートロックも綺麗に見ることが出来ます。

南島や、対岸のジニービーチ・ジョンビーチ周辺は、地表に形成されたカルスト地形が海中に沈んだ「沈水カルスト地形」が広がる、日本でも珍しい場所として知られています。

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カルスト地形の「ドリーネ」にあたる、扇池まで降りてきました。こちらは泳ぐこともOKです。

産卵の時期になると、この浜にもウミガメが上陸します。

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ちょうど、砂浜へ上陸したものの、海へ戻ることが出来なくなってしまったと思われる、ウミガメの亡骸を見つけました。

★参考:ウミガメの産卵について

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ウミガメの他にも、南島では様々な生き物を見ることが出来ます。

南島は生き物たちのオアシス

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砂浜をよく見ると、化石化したカタツムリの殻がたくさん落ちています。

これらは、ヒロベソカタマイマイという、数百年前に絶滅したカタツムリ。化石記録から、約1~4万年前には、南島に31種のカタマイマイが生息していたそうです。

ドリーネ部分には、扇池ともうひとつ、「陰陽池」があります。

こちらは台風の際に発生した海水の水たまりで、その後は雨水が混ざっているため、いわゆる汽水湖となっています。準絶滅危惧種の「カワツルモ」も見つかっています。

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何もなかったはずのこの岩の島に、植物の種子を運ぶのが渡り鳥です。2012年、2013年に行われた調査では、総計6目9科27種の渡り鳥が確認されています。

■参考 南島モニタリング調査報告書

渡り鳥だけでなく、カツオドリ・オナガミズナギドリ・アナドリは、南島で繁殖活動を行っています

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岩陰に巣を作って、子育てをしている様子も見ることが出来ました。

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戦前はヤギが放牧されていたため、植生などは荒らされていたようです。現在もまだ、回復の途上と言えるかもしれません。

きっとこれからもっと、美しい島になるはずです。

とにかく美しい島でした

南島には、最大2時間しか滞在することが出来ません。また、1日に上陸できる人数も限られています。

半日ツアーだと1時間程度の滞在ですが、大満足でした。南島には、日差しを遮るものがなく、一方で、地面からの照り返しもあるので、日焼け対策は欠かせません

南島から父島へ戻る途中の景色もまた美しいです。

日焼けで火照った身体を冷やすため水中へ。

しかし、水が綺麗すぎるせいか、魚は1匹もいませんでした。その代わり、白砂が広がる海底でも、数十m先の様子が分かるほどの透明度を体験することが出来ました。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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