フェリーだいとう乗船!片道15時間で大東島へ クレーンに吊るされて上陸|2017年旅行記その7

旅の思い出

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今回は「2017年 九州・沖縄の島を巡る旅」旅行記その7をお届けします。

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フェリーだいとう乗船

久高島から那覇・泊港へ戻ってきました。続いては17時出港の船に乗船し、大東島へ向かいます。

フェリーだいとうの乗船には、予め電話予約が必要です。また、乗船券は当日の15時までに、泊港のそばにある大東海運事務所で購入しなければなりません。

本来は【鹿児島(朝)→那覇(昼)→フェリーだいとう(夕方)】という計画でした。那覇に到着し、乗船券を購入するため大東海運事務所へ向かうと、その窓口で「出港が1日延期になった」ということを告げられました(笑)

そんなわけで【那覇(1泊)→久高島(日中)→フェリーだいとう(夕方)】というように、計画を変更したのでした。ただ、出港延期にそれほど驚きはなく、むしろ想定内。これに備えて、旅の予備日も1日設定していました。

フェリーだいとうは、運航頻度が少ないうえに、出港延期や欠航が非常に多い航路なのです。

★詳細はこちら★

こちらはフェリーの中にあった、沖縄県の離島航路を示したパネル。沖縄本島から大東島までは400kmと、宮古島より遠い場所にあります。また、宮古・石垣までの航路も書かれていますが、この航路は2008年に廃止となっているため、現在、沖縄本島から宮古島・石垣島には、飛行機でしか行くことが出来ません。

★参考:飛行機でしか行けない石垣島へ

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那覇から大東島までは、約15時間という長い船旅になるため、全員に寝台が割り当てられます。布団や枕はもちろん、コンセント付きで往復11,010円となかなかお得。

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一方で、大きな船ではないため定員は55名。上位等級やレストラン・売店はありません。

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南北大東島ともに、那覇からの飛行機もあるので、1時間10分で行くことが出来ますが、片道だけで1万円以上かかり、いつ見ても値段が高いです。

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船は基本的に6日に1便。島への物資を供給する役割を果たしているため、私が乗った時にはトラックが積まれていました。

那覇出港!15時間の船旅へ

17時、那覇・泊港を出港しました。

夕食と事前の朝食は事前にコンビニで調達済み。ちなみに船内には「飲酒禁止」です。

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船は沖縄本島沿岸を南下。出港後間もなくネットは繋がらなくなるので、夕陽が沈むまで、デッキでのんびり過ごします。

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西の空に太陽が沈みそうです。これから向かう大東島は沖縄最東端なので、沖縄で最も早く太陽が昇ります。

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この絶景をゆっくり、のんびり過ごすことが出来れば最高でしたが、風が強く、全身に潮風を浴びました。そしてこの船内にはシャワーがないので、身体を洗うことは出来ません。

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この後は、自分のベッドで寝たり起きたりを繰り返していました。船もそこまで揺れなかった気がします。

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翌朝、7時前になると水平線から太陽が出てきました。そして、その太陽の横に見えている島は北大東島です。

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フェリーだいとうには「北先行」「南先行」という2つの運行形態があります。今回は北先行なので、まずは北大東島に接岸。定刻より1時間早い入港となりました。

特殊過ぎる大東島への上陸方法

大東島にフェリーで行く醍醐味は、島への接岸・上陸方法にあります。

船は港の岸壁に横付けされるのが一般的ですが、大東島では、岸壁から若干離れた場所に船が係留されます。

そのため貨物は、クレーン車を使って積み下ろしが行われるのです。では、人はどのように乗下船するのかというと…

このコンテナに乗って…

クレーンに吊るされます(笑) 私はこの日、南大東島に上陸してから、夕方、北大東島に上陸する予定なので、ここでは下船せず。

北大東島と南大東島の間の距離は約10km、約1時間の船旅です。

ちなみに飛行機も飛んでおり、所要時間は約5分、料金は片道5000円以上。日本最短航路となっています。

ということで、クレーンに吊るされて南大東島に上陸しました。ジェットコースターのようなスリルはなく、あっさりしたものですが、名物を体験することが出来てよかったです。

船はそのまま南大東島に停泊し、夕方に北大東島へ向かいます。私もその船に乗って北大東島へ行くので、船が出るまでの約6時間、南大東島を巡ります。

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その前に、港のそばにある窓口へ向かい、事前に予約していた北大東島行きの乗船券をゲットしておきます。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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