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今回は「路線バスで行く沖縄の旅」その5をお届けします。
★前回の記事★
【67】辺士名線に乗車
今帰仁城跡から名護市内に戻ってきました。

ここからは国道58号線を北上し、辺戸岬を目指します。ちなみに、沖縄本島を南北に縦断する国道58号線のゴールは辺戸岬ではなく、途中、奄美大島と種子島を経由した先の鹿児島市。その総延長は約900kmという、海上区間を含めると日本一長い国道なのです。
★参考:国道58号線を歩く旅★

目指すのは「辺士名バスターミナル」。写真の地図でも分かる通り、沖縄本島を走る主要路線バスが停車する最北端のバス停です。

コンビニで昼食を購入し、「山田入口」というバス停にやってきました。

14時17分発のバスに乗ります。

バスは定刻通りやってきました。発車してすぐに雨が降ってきましたが、幸いこの雨はすぐに止んでくれました。

ここからバスは「やんばる」という、沖縄本島でも特に自然豊かな地域を走ります。バスの座席も木目調の背もたれに緑色のシートと、森を感じさせてくれます。

名護市街を抜けると、車窓の左手には海の景色、一方の右手には森の景色が広がりました。

個人的に、名護から辺士名バスターミナルを結ぶ【67】辺士名線は、日本でも屈指の絶景路線バスだと思います。
★参考:【67】辺士名線旅行記★
沖縄本島最北端・国頭村に到達

次のバス停は「結の浜」。アニメなどに出てきそうな名前のバス停です。

続いては「浜」。大変シンプルな名前のバス停です。

人がほとんど乗っていないバスに揺られ、のんびり車窓の海を眺めながら過ごす昼下がりは、何ともいえない良さがあります。

道の駅ゆいゆい国頭を通過。

名護から約40分、次は終点「辺士名バスターミナル」です。いよいよ路線バスだけを使って、沖縄本島最北端・国頭村にやって来ました。
辺士名バスターミナルからコミュニティバス乗車
ここからは国頭村のコミュニティバスに乗り換えて辺戸岬へ向かいます。
国頭村のコミュニティバスは1日2便運行されています。コミュニティバスが辺士名を出発するのは15時。私が乗っていたバスが辺士名バスターミナルに到着したのは14時58分。乗り換え時間は2分しかありません。

しかし、辺士名バスターミナルにコミュニティバスは停まっていませんでした。また、時刻表らしきものもありません。これは一体どういうことでしょう。

こちらが国頭村のコミュニティバス。ホームページの時刻表をよく見ると、コミュニティバスの始発は「辺士名」。路線バスの終点「辺士名バスターミナル」ではなかったのです。

これに気が付いて、「辺士名バスターミナル」から急いで1つ手前の「辺士名」に戻ろうとしたところ、コミュニティバスがやって来ました。

ホームページの時刻表には書かれていませんが、どうやら辺士名バスターミナルもコミュニティバスの経路に入っているようです。

乗っているのは私を含め2人。もう1人の方も、地元の人ではなく、辺戸岬を目指して旅しているようでした。
昔は辺戸岬まで路線バスがあった

こちらは昔の沖縄本島北部バス路線図。よく見ると「辺戸岬入口」というバス停があります。かつては路線バスで辺戸岬まで行くことも出来たようです。

奥集落の国道58号線沿いには、現在もバス停の跡が残されています。
バスだけで辺戸岬に到達
通常であれば、辺士名から辺戸岬までは500円かかりますが、この時は無料!コロナ関連の助成金が下りていたようです。

いよいよ沖縄本島の最北端部が見えてきました。

15時半、沖縄本島最北端・辺戸岬に到達しました。辺戸岬まで来るのは、沖縄に移住してから3回目のことです。
★参考:2回目の辺戸岬★

最北端ということで、ツーリングやドライブで訪れている方が多くいました。コミュニティバスの本数が少ないため、バスで辺戸岬を訪れるのは難易度が高いです。何とも言えない達成感があります。

帰りのコミュニティバスは約1時間後にまた辺戸岬へやって来るので、それまで時間を潰します。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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