沖縄のビーチにごみが多い理由 砂にはマイクロプラスチックが混ざってる | 2021年 沖縄旅行記

南国日記~沖縄移住の記録~

ブログをご覧いただきありがとうございます。

先日「進化する無人島」として、那覇から船で20分ほどで行くことが出来る【ナガンヌ島】をご紹介しました。

沖縄に移住してから毎年訪れている、私の好きな島でもあります。

そんなナガンヌ島で「ビーチクリーンイベント」があるということで、さっそく参加してきました。

★参考:ナガンヌ島旅行記2021★

ビーチクリーンでナガンヌ島上陸

ビーチクリーン」は、砂浜に打ちあがったゴミを拾って、ビーチをきれいにすること。

乗船券をゲット。

ナガンヌ島には定期船がなく、ナガンヌ島を管理する業者の船でいく必要があります。

ビーチクリーンはボランティアの場合が多いですが、今回は参加費(乗船料)1500円がかかりました。

ナガンヌ島ビーチクリーンは4日間、40人の定員を設けて行われていましたが、電話で申し込みをした時点で、定員枠が空いていたのは1日だけでした。

有料のゴミ拾いで、申し込みも電話のみということで、どれくらい参加する人がいるのかと思いましたが、これだけ人が集まっているのは凄いことです。

ビーチクリーンは、夏に向けて、ここ数年行われているそうです。

ナガンヌ島に安く行くことが出来るということで、参加している人が多いのでしょう。

今回はビーチクリーンの後、自由時間も設けられています。

ナガンヌ島には、出港から30分かからず到着します。

相変わらず美しい海の青さです。

このきれいな島に、どれだけのゴミが落ちているのでしょうか。

沖縄の無人島のビーチに落ちているもの

ビニール袋と軍手が配られて、ゴミ拾いスタート。

まずは皆さんで、島の北に向かって歩いていきます。

ホエールウォッチングツアーで上陸する際は、島での滞在時間は30分程度。

ナガンヌ島は、砂が集まって出来た島ですが、意外と広いです。

今まで行ったことがないエリアや、 普段は立ち入りが制限されている「鳥獣保護区」に行くことが出来るのも、楽しみのポイントです。

基本的には、地面を見て歩いているので、普段よりも発見が多いです。

こちらは「タカラガイ」。

昔の中国でお金として用いられた貝で、今でも「購入」「貯金」「財産」など、お金にまつわる漢字に貝辺が付いているのはこのためです。

金運アップのお土産としても販売されています。

こちらはコウイカの骨。

冬の沖縄のビーチには、よく漂着しています。

私は皆さんの1番後ろから付いていったこともあり、序盤はごみが少なめだなと思っていたのですが…

こちらがこの日最初に見つけたごみ

リップクリームです。

結論を言うと、初めに配られた大きな袋2枚は、すぐにいっぱいになってしまうほど、ナガンヌ島にはたくさんのゴミが落ちていました。

写真はペットボトルのキャップ

この日落ちていたゴミで、最も多かったような気がします。

キャップは、軽くてとても丈夫なので、漂着しやすいのでしょう。

ペットボトル本体も多く流れ着いています。

ラベルを見ると、外国からやってきたものと分かります。

マスクが落ちているのは昨今の情勢を感じさせます。

沖縄のビーチにゴミが多い理由

ナガンヌ島は無人島です。

しかし、ビーチにはたくさんゴミが落ちています。

管理のスタッフの方や宿泊で滞在している方はいますが、そうした方たちがビーチにごみを捨てることは考えにくいです。

つまり、ナガンヌ島に落ちているごみは、ほとんどが海から流れ着いたものになります。

川から海に流れ込むプラごみの9割程度が、アジアとアフリカの計10河川を汚染源としているという調査結果があります。

これによると、沖縄の南の海にも、多くのプラごみが流れ出ていることが分かります。

海洋表層の循環の模式図
出典:気象庁

そして北半球には、時計回りの大きな潮の流れ、いわゆる「海流」があります。

川から沖縄の南の海に流れ出たプラごみは、海流に乗って、沖縄のビーチに打ち寄せます

多くの人を魅了する沖縄の美しいビーチですが、実は世界中のゴミが流れ着いているのです。

世界中というのは、外国からだけではありません。

日本語が書かれたごみも多いです。

ただ、海流や日本本土と沖縄の距離を考えると、例えば東京湾に流れ出たごみが、沖縄のビーチまで流れ着くには相当時間がかかります。

東日本大震災で海に流れ出たコンテナなどは、2020年から沖縄に打ちあがっています。

梅干し」は落とすのはなかなかです(笑)

ただ、せっかく漬けた梅干しを捨てることは考えにくいです。こうしたものは、東日本大震災で流された可能性もゼロではありません。

震災ごみは、太平洋の海流に乗って、アメリカ方面から赤道付近を経由し、沖縄までやってきます。

日本本土のごみが、まっすぐ沖縄にやってくることは、基本的にありません。

■ 朝日新聞

太平洋をぐるり?震災から9年、沖縄にコンテナ続々漂着

沖縄のごみも多い現実

沖縄本島のビーチに打ちあがっているごみには、沖縄に住んでいる人が捨てているごみも多いのです。

本島では川から海への距離が近いです。

私が沖縄に住んでからよく目にするのが、「指定日以外のごみ出し」と「ポイ捨て」。これらは正直、目に余るものがあります。

本島中南部のサトウキビ畑はゴミだらけです。

そこに突然やってくる、嵐のような雨

そうすると、街中のごみが一気に川へと流れ込みます

そして、ごみは川から海へ。

沖縄本島の周囲は、大部分がサンゴ礁による自然の防波堤に囲まれているので、ごみが外洋に流れ出るのに時間がかかります。

そして、風や波が強い時に、海のごみがビーチに打ち上がるのです。

野球ボールは他にもたくさん落ちていました。

川沿いの野球場で放たれたホームランボールが、川に落ちて、海までやってきているのでしょうか。

こちらは少し古いデータですが、沖縄各島に漂着したゴミの国籍です。

人口が多い沖縄本島のゴミは、日本製のものが多いことが分かります。

マイクロプラスチックと海ごみの影響

釣り具漁具も多かったです。

海でも使えるような丈夫な作りになっていることから、流れ着く量も多いのでしょう。

そしてこちらはプラスチックの板。

太陽の日差しを浴びると、とても割れやすくなります。

これらが少しずつ細かくなって、

5mmになったものをマイクロプラスチックといいます。

沖縄の海の砂の中にも、よく見ると、マイクロプラスチックが混ざっています

これらは魚などを通じて、やがて人体に入ります。

プラスチックには、有害物質が付着しやすく、健康に悪影響を与える可能性が懸念されています。

2050年には、世界の海で、魚よりもごみの数が多くなると言われています。

漁業への影響はもちろんですが…

沖縄にはきれいな海を求めて、多くの観光客が訪れます。

観光は沖縄の一大産業です。

海にゴミが多いと、処理にお金と手間がかかるだけでなく、観光への影響も計り知れません

約1時間・40人以上でゴミ拾いをした結果、これだけのごみが集まりました。

海外から流れ着くごみは、すぐには止めることは出来ません。

まずは、沖縄のビーチに落ちている、日本語が書かれたごみ(=沖縄から出ているごみ)が減ればいいなと思いました。

ビーチクリーンの後は自由時間

今回は午前中にビーチクリーンをして、午後に自由時間があるというスケジュールです。

参加費には昼食と飲み物代も含まれており、カレーをいただけました。

外で海を見ながら食べるカレーは、どうしてこんなに美味しいのでしょうか。

そして午後は海へ。

沖縄に移住して3年目に入りましたが、実は移住してからまだ、沖縄の海で泳いだことがありませんでした

シュノーケルセットも持っていないのでレンタルです。

ひとりでの海水浴は危険です。そのため、こうした管理された環境でないと、なかなか泳ぐ気にならないのです。

【2021年海開き】沖縄・那覇から船で20分の無人島・ナガンヌ島でシュノーケル 3分間ノーカット

日差しは眩しくてもまだ3月下旬。

ウェットスーツも着ていなかったので、なかなかの冷たさ(笑) 

それでもしばらく、沖縄らしい、透明度の高い海を楽しむことが出来ました。

「沖縄らしい」というのは、写真のような水色の海は、魚やサンゴが少ないのです。

これは魚のエサとなるプランクトンが少ないためですが、その代わり、水の透明度が高くなっています。

車で走れる沖縄のビーチを見つけました。沖縄版・能登半島・千里浜!

こちらはビーチクリーンをしているときのひとコマ。

軽トラがビーチを爆走していました。

車で走ることが出来る砂浜といえば、能登半島にある【千里浜なぎさドライブウェイ】が有名です。

ネットでは千里浜が「日本で唯一」「世界で3か所だけ」車で走れる砂浜と紹介されていますが、沖縄にも車で走れるビーチがあったのです。

無人島を清掃するという貴重な体験になりました。

さらばナガンヌ島。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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