難易度高すぎ!日本最後の秘境へ野宿旅 フェリーとしま乗船|2016 トカラ列島 旅行記1

旅の思い出

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今回は2016年「トカラ列島旅行記」その1をお届けします。

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LCCで東京から奄美大島へ

トカラ列島、漢字で書くと「吐噶喇列島」。このいかにも強そうな島の名前を聞いたことはありますか。

屋久島と奄美大島の間にある島々のことで、7つの島に人が住んでいます。これらの島々に上陸するための一般的な手段は、鹿児島市と奄美大島・名瀬港を結ぶフェリーとしまです。

★参考:2022年 諏訪之瀬島にセスナ機が就航★

今回は奄美大島からフェリーとしまに乗船。トカラ列島に上陸するため、24時半の東京駅にやって来ました。

まずは深夜1時過ぎに東京駅を出るバスで成田空港へ。

成田空港第3ターミナルに到着したのは午前2時半。6泊7日の旅の初日は成田空港のベンチで1泊。翌朝のバニラエアで奄美大島へ飛びます。

この写真をよく見ると、ベンチで横になっている人がいます。空港のベンチで夜を明かそうとする人が、意外と多いことはあまり知られていません。

奄美大島行きの搭乗手続き締切は9時10分ですが、朝は鉄道が遅れる可能性もあるので、深夜のうちに成田空港まで来てしまったのでした。

奄美大島に到着するのはお昼前。そして、フェリーとしまが奄美・名瀬港を出港するのは深夜3時。初日から空港泊でしたが、2日目も船内泊、さらにトカラ列島でも野宿の予定

十島村のホームページに載っていた宿に電話をしてみましたが、工事関係者の方たちの長期滞在で、どこも満室。宿の予約を取ることが出来なかったのです。

空港のベンチの寝心地はそれほどよくありません。さっそく疲労を感じながらも、飛行機に乗り込みます。

眼下には収穫期を終え、茶色くなった田畑が広がります。そう、季節は冬(12月)です。これから向かうのは南の島ですが、南の島も冬は寒いことを、私は知っていました。

★参考:3月の波照間島は寒かった★

約3時間で奄美大島に到着。関東より暖かいですが、それでもやはり寒い。この寒さの中で野宿をすることが、今回の旅の懸念事項でした。

寝袋・テント持参 トカラ列島で野宿

フェリーとしまの出港まで時間があるので、空港周辺をぶらり。

奄美大島には5つの市町村があり、空港があるのは奄美市笠利地区。

遊歩道を歩く

こうして歩いている時にも、背中には寝袋とテントが入ったリュックサックを背負っています。もちろん島を巡るときにも、基本的には寝袋とテントが入ったリュックサックを背負って歩くこととなります。

まだ旅の序盤なので「お、バナナが生えているぞ!」というような、発見を楽しむ体力的余裕がありますが、これが数日続くとどうなるのか…

今回はどうなるかを確認するため、事前に同じ荷物を背負って式根島を歩き、11月下旬の伊豆大島で野宿をするという、いわば「旅の練習」も行っていました。

★参考:式根島&伊豆大島旅行記★

私が乗ってきた飛行機が離陸

テントと寝袋は背中に背負える程度のものなので、重さ制限をクリアし、リュックに入れたまま飛行機の機内に持ち込むことも出来ました。

難易度高すぎ!村営船・フェリーとしま乗船

空港から路線バスで奄美大島・名瀬方面に移動し、フェリーとしまの乗船券を購入します。

名瀬港には、鹿児島~沖縄航路や鹿児島~喜界島~沖永良部島航路も寄港しますが、フェリーとしまの乗船場所は、他の船と異なるので注意が必要です。

15時半過ぎ、最寄りのバス停「左大熊団地」で下車し、フェリーとしま乗船券販売所にやってきました。事務所の周りにはコンテナやトラックが並び、「本当にここでいいのか」と思うような場所ですが、こちらで間違いありません。

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悪石島までの乗船券をゲット!鹿児島港以外からフェリーとしまに乗船する場合、乗船券は予約することが出来ません。また船は学生証を見せることで「学割」となる場合が多いですが、フェリーとしまは学生証と学校所定の旅客運賃割引証が必要でした(私はその紙を持っておらず。今回は大人料金でトカラの島々を巡ることに)。

20時過ぎ、再び港へやってきました。フェリーとしまの出港は午前3時(※現在は2時)でしたが、乗船締切は21時。21時を過ぎると、出港直前の時間まで船に乗ることは出来ません。また、21時に乗船出来るのは、原則夕方までに乗船券を購入している人だけです。

フェリーとしまの乗船場所から市街地まではおよそ2km。歩いても20分程度の距離ですが、市街地に深夜まで開いているお店は少ないです。21時の乗船を逃すと、なかなか辛い時間を過ごすことになります。

★参考:船内で乗船券を購入するパターンはこちら★

フェリーとしま これは乗っていいのか……

夕方に乗船券をゲットした後は、島での野宿に備え、イオンで食料などを調達。満を持して乗船!と言いたいところですが、これは乗っていいのでしょうか… 通常こういう場所にはスタッフの方がいるものですが、誰もいません

しばらく待っていると、原付に乗ったおっちゃんがやって来て、「乗っていいんだよ」と教えてくれたので、揺れ動くタラップを歩いて乗船。乗船後、船内受付で座席が指定されます。

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フェリーとしまは十島村の村営船で、人が住むトカラ7島全てに寄港します。運航本数は週2便が基本。欠航や抜港も多いため、トカラ列島はアクセス難易度が高い島々として知られています。

たまに週3便運航されることもあり、今回はそのタイミングを狙ってやって来ました。それでも、全島上陸は日数的に難しいので、奄美大島寄りの3島、悪石島・小宝島・宝島を巡ります

★参考:13日間欠航などもある★

東京から33時間 日本最後の秘境に上陸!

私が目を覚ましたのは、鹿児島行きのフェリーとしまが最初に寄港する宝島に到着する直前。

フェリーが奄美大島を出港したことには全く気付かず、「目が覚めたら宝島だった」という、何ともRPG感溢れる展開です。

まずは宝島・小宝島を素通りし、悪石島まで向かいます。

いよいよ悪石島が近づいてきました。「悪石」という島の名にふさわしく、独特の雰囲気があり、何となく「青ヶ島に似ている」と感じました。

★参考:青ヶ島旅行記★

上陸難易度の高さから、ネットでは「日本最後の秘境」とも紹介されているトカラ列島。

東京を出発してからおよそ33時間、ついに上陸を果たしました!岸壁に描かれているのは仮面神「ボぜ」。旧暦7月16日に悪石島に現れる仮面神で、仮面や衣装には島で生育する様々な植物が使われています。2018年には「来訪神:仮面・仮装の神々」の構成行事のひとつとして、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

フェリーとしまは9時過ぎに悪石島出港後、十島村の島々を経由しながら、19時前に鹿児島に到着。その後すぐに折り返し、翌朝再び悪石島にやって来るので、それまでの滞在です。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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