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今回は「道の駅豊崎に行ってきた」ので、その時の様子をご紹介します。
日本最西端 道の駅豊崎を見学
沖縄ではレンタカーを借りて旅行をする人が多いです。
那覇空港でレンタカーを借りて「さてどこへ行こう」、または「車を返すまでまだちょっと時間あるな」となった時、おすすめしたい場所が『道の駅豊崎』。日本最西端の道の駅でもあります。
那覇空港から近く、ガソリンスタンドもあるので、ふらっと立ち寄るにはとても便利な立地。駐車場は24時間空いているので、朝早くレンタカーを返す時の待機場所としても利用することが出来ます。
■ 参考:日本最南端は道の駅いとまん
併設されている直売所は観光客だけでなく、沖縄に住んでいる人も買い物で訪れる場所なので、ローカルな沖縄生活を垣間見えるスポットです。
海の見えるカフェや食堂で、沖縄料理を食べるのが一般的な沖縄旅行ですが、ボリューミーで安い手作り弁当も知る人ぞ知る沖縄名物。
一方、詰め放題とはいえど、1袋128円というもやしの値段から、沖縄の物価の高さを知ることも出来ます。
季節によって品揃えが変わるのも直売所の面白いポイント。今回訪れたのは9月上旬なので、まさにこれから「食欲の秋」という時期です。しかし、実は沖縄では秋の農作物が少ないため、この時期は沖縄県外で獲れた食材が多く並びます。
レンジでチンする沖縄のごはんには「新米」と書かれていますが、沖縄では6月にも米の出荷が行われており、二期作によって台風による経済的な影響を軽減する仕組みが取られています。秋に農作物が少ない背景にも、気温と台風があるようです。
沖縄ならでは ローカルな食材を見る
直売所の入口には石垣島産のパイナップルが並び、甘い香りが漂います。
沖縄県産パイナップルだけを使ったパイン缶もありました。
パイナップルの向かいにあったのは「みかん」。沖縄方言で「カーブチー」と呼ばれています。ほぼ全ての果実がオレンジではなく青切りの状態ですが、皮を剥くと中はオレンジ色。露地栽培のみかんとしては、日本一早く出荷されているそうです。
沖縄ならではの柑橘類といえば「シークワーサー」。8月下旬から青切りでの収穫が始まり、冬の頃にはオレンジ色に熟した果実が「生食用」として並びます。
■ 参考:沖縄のシークワーサー事情
「キーツマンゴー」はこの時期の沖縄ならではの果物。完熟しても皮は赤くならず緑色のまま。普通のマンゴーよりサイズが大きく、重さは2kgにもなり、市場にそれほど出回らないことから『幻の巨果』と言われています。味も濃厚で美味しいそうです。
マンゴーだけでなく、バナナも緑色で販売されています。この状態で購入し、しばらくつるしておくと、黄色く熟した状態になります。
こちらはスターフルーツ。輪切りにすると「星形」になることが、名前の由来になっている果物です。正式名称は「ゴレンシ」といい、生産量は沖縄県が日本一。ただ、そのまま食べても味は微妙で、パフェなどの飾りとして使われることが多いような気がします。
旅行のお土産にもおすすめ
グアバ茶で有名なグアバも外見は緑色。中身(果肉)はピンク色をしており、皮ごとかじって食べることが出来ます。沖縄県が生産量日本一です。
黄色く熟したパパイヤは「果実」として扱われます。こちらも元々は緑色。緑色の状態では「野菜」として扱われ、サラダなどに用いられます。生産量は鹿児島県が日本一。沖縄ではあちこちに自生しているので、生産量として数字に上がってこないこともあるのでしょう。
人の顔くらいのサイズの緑の球体がゴロゴロと並ぶ光景はこの時期の沖縄の定番。「トウガン」という野菜で、沖縄方言では「シブイ」と呼びます。沖縄料理には欠かせない「豚肉」と相性がいいようです。
野菜や果物以外の商品もあり、こちらはお茶コーナー。沖縄では様々な葉っぱがお茶になって販売されています。
お茶の相棒には「大東ようかん」。大東とはもちろん「大東島」のこと。なぜ島のお菓子が道の駅豊崎で販売されていたのかは不明ですが、1つ1,000円以上というなかなか贅沢な一品です。
沖縄の伝統食材である田芋を使った「田芋けんぴ」も沖縄でしか買えないお菓子。沖縄旅行のお土産にもおすすめです。
■ 参考:沖縄にある田芋の畑に行ってきた
最後は島ぞうり。ビーチサンダルではなく、沖縄では島ぞうりといいます。ぜひ沖縄旅行の最初と最後に、道の駅豊崎へ立ち寄ってみてください。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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