北海道&東日本パスでくしろ湿原ノロッコ号に乗車!塘路駅から釧路駅へ|2025 旅行記4

北海道

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今回は「2025年 公共交通機関で行く 北海道の旅」その4をお届けします。

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釧路湿原最大の湖沼・塘路湖へ

2025年8月10日の13時、北海道&東日本パスを利用し釧網本線に乗車。川湯温泉駅(弟子屈町)から塘路駅(標茶町)にやって来ました。

釧路湿原国立公園に隣接する駅で、近くには釧路湿原最大の湖「塘路湖」があります。

ここでは徒歩15分ほどの場所にある塘路湖エコミュージアムセンターへ。目的は釧路湿原国立公園の印です。

道路から見えた塘路湖

塘路湖は釧路湿原の東側に広がる淡水湖。周囲18km、面積約6.3㎢、最大深度7mで、釧路湿原に点在する湖沼のなかでは最も大きく、シラルトロ沼・達古武沼と合わせて「湿原三湖」とも呼ばれており、カヌーも人気です。

道路の街灯の柱は、景観に配慮してか、シラカバの幹を模したデザインとなっています。

こちらが「塘路湖エコミュージアムセンター あるこっと」。塘路湖の南岸に立つ施設で、釧路湿原の多様な自然や、そこに暮らす動植物の姿を学べる展示館として紹介されています。

こちらは釧路湿原一帯がもともと海だったことを紹介するパネル。塘路湖もまた、砂丘や砂州によって海から切り離されてできた「海跡湖」と呼ばれるタイプの湖です。その名残として、本来は海水で生息する甲殻類・クロイサザアミが、淡水化した今もこの湖に棲みついています。

■参考:展望台から釧路湿原を見る

レンタカーで行く夏の北海道ドライブ!ひまわりの里~美瑛の絶景~富良野~釧路|2016 旅行記2
今回は数日間レンタカーを借りて、夏の北海道をかけ巡るドライブ旅の様子をお届けします。北竜町にあるひまわりの里からやって来たのは美瑛。絶景スポットが点在している美絵は夏のドライブ旅におすすめのスポットです。色彩の丘や青い池を見物し、富良野・ファーム富田から向かったのは釧路。長距離移動もまた北海道ドライブ旅の醍醐味です。

また、湖の周辺は国立公園の特別地域および鳥獣保護区に指定されており、オジロワシやアオサギといった鳥たちの姿も見られるとのこと。冬には湖面が一面に凍り、氷上のワカサギ釣りで賑わうそうです。

お目当ての釧路湿原国立公園の印も、無事ゲットできました。これで4つめです。大きな施設では無いので、15分ほどで見学終了。塘路駅へと戻ります。

北海道&東日本パスでくしろ湿原ノロッコ号に乗車

ここからはJR北海道が誇る名物観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」に乗車し、釧路駅へと戻ります。

14時半前、塘路駅に戻るとちょうどノロッコ号が到着していました。1989年の運行開始から30年以上の歴史を持つロングセラー列車です。

ノロッコ号に乗る前に、駅前のBob’s Burgerで昼食をゲット。なお、塘路駅の周辺にコンビニなどはありません。

そして写真撮影。牽引するのは1974年1月生まれの国鉄DE10形ディーゼル機関車。こうした機関車は通常、終点で機関車を反対側に付け替える「機回し」を行いますが、塘路駅にはその設備がありません。

そのため、塘路駅から釧路駅へと向かうノロッコ号では、機関車が最後尾から客車を押す「推進運転」というスタイルがとられます。ヨーロッパなどでは推進運転が広く普及しているそうですが、日本では珍しい方式です。

つまり、こちら側が先頭で走ります。

ノロッコ号は全車指定席北海道&東日本パスに加えて指定席券があれば乗車できます。私は乗車の5日前に地元の駅で指定席券を確保。料金は840円でした。

発車前のホームは多くの観光客で賑わっていましたが、私たちが塘路駅へ到着した時にはほとんど人がなかったので、釧路駅との往復でこの列車を使う人が多いのかもしれません。

塘路駅から釧路駅へ

塘路駅の横にある公園でお手洗いを済ませて乗車。車内にもお手洗いは3か所ありますが、2つは和式です。

4両ある客車のうち、1号車はボックス席が並ぶ普通の客車で、トロッコ車両ではありません。

そして他3両は展望客車(トロッコ車両)となっています。6人用のボックス席と2人用のベンチ席があり、釧路方面に向かう場合は右側、ボックス席の方が釧路湿原。今回私たちはベンチ席です。

我々はBob’s Burgerで買ったハンバーガーを食べながら過ごすことにします。14時50分、くしろ湿原ノロッコ3号は塘路駅を出発。

車内はほぼ満席。ボックス席もほとんどが、知らない人との相席でしょう。私が予約したときはここまで埋まっていなかったので、直前予約が多いと思われます

車内販売カウンターにも行列が出来ていました。アルコールを買うことも出来ます。

列車は右手に釧路川を眺めながら走ります。屈斜路湖を水源として太平洋へと注ぐ釧路川は、その長さ154kmと、道内では石狩川・天塩川・十勝川に次ぐ4番目の長さを誇る川。車内では、ガイドさんによる解説もあります

シカを発見しました。北海道で鉄道に乗っているとシカは頻繁に見かける存在ですが、車内はそれでも大盛り上がり。普段は鉄道に乗らないような人たちも、この列車には集まっているのだなと感じました。

■参考:列車でシカを追いかける

鹿衝突件数道内1位!宗谷本線から鹿を見る~日本最北端の地・稚内へ|2023 旅行記2
宗谷本線の普通列車で日本最北端の地・稚内を目指して移動しています。音威子府駅を出発して間もなく、線路上に鹿が現れました。JR北海道の資料によると、宗谷本線は北海道内で最も鹿との衝突が多い路線で、2023年度は642件も発生したそうです。今回は宗谷本線から鹿を見た様子と、稚内から島へ渡る船に乗るまでをお届けします。

そして、ノロッコ号は結構早い。減速して走るのは一部の区間で、大部分は動画の通り、普通の速度で走るため風が心地よいです。

例えば往路で乗車した釧路駅6時38分発の列車が塘路駅に到着するのが7時10分で、所要時間32分。一方、復路のこのノロッコ号は塘路駅14時50分発、釧路駅15時34分着で、所要時間は44分。普通列車と比べると12分だけ時間をかけての移動となります。

途中の停車駅は細岡駅・釧路湿原駅・東釧路駅(遠矢駅のみ通過)。途中駅での乗降者はほとんどありませんでした。

雨が降っているときは窓を閉めての運行になるそうです。お昼まで曇っていましたが、ノロッコ号の乗車に合わせて晴れてくれました。

こちらは釧路湿原の景観のシンボルとされる旧岩保木水門。この水門が見えたら釧路湿原を見ながらの旅はもうすぐ終わりです。

15時34分、釧路駅に到着。夏の北海道を全身で感じるとてもいい体験になりました。

そんなくしろ湿原ノロッコ号ですが、車両の老朽化により2026年度の運行をもって廃止される予定となっています。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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