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今回は「御船印の旅(阪九フェリー編)」その4をお届けします。
★前回の記事は こちら ★
博多南線乗車!
小倉駅から大回り乗車をして博多駅へやって来ました。
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ここからは博多南線に乗車。山陽新幹線の終点は博多駅ですが、その先に一駅だけ「博多南駅」という、新幹線の車両でしか行くことの出来ない在来線の駅があるのです。
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運賃は200円ですが、新幹線に乗車するということで、自由席特急料金が100円追加でかかり、片道料金は300円となっています。
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博多南線に乗るためにやって来たのは博多駅の新幹線ホーム。
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いよいよ電光掲示板に「博多南」が登場しました。列車名は「のぞみ」や「ひかり」ではなく「841」。博多南線は1時間に1~3本のペースで運行されています。
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そして時間になり、ホームへやってきたのは2010年に東海道新幹線を引退した500系の車両。新幹線に乗るような雰囲気ではない、買い物帰りのような人たちが列を成しているのも面白いポイントです。
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8両編成の列車は全車自由席。好きな席に座ることが出来ます。
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最後尾の車両後部には運転台が設置されていました。
博多駅から博多南駅までの所要時間は約10分。あっという間に博多南駅へ到着しました。
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ホームの向こう側は新幹線の車両基地。1990年の開業当初は、車両基地へ向かう回送列車にお客さんが乗るという形でしたが、年々利用者が増加し、今では博多南線内だけを走る列車もあるそうです。
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こちらは博多南駅の時刻表。日中は博多行きがほとんどなく、「新大阪」「岡山」といった在来線の駅にしてはなかなか凄い行き先が並びます。
新幹線の車両基地を見学
博多へ戻る列車の時間までは駅の周辺を散策。
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博多南駅はJR西日本管内で最も西に位置する駅です。
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福岡市ではなく那珂川市にあります…と思ったら、駅の住所は春日市になるようです。
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駅前の通りの名前は「新幹線通り」。博多南駅は在来線の駅ですが、新幹線の車両基地があるということで、新幹線通りという名前が付いているのでしょう。
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博多南駅の上には九州新幹線が走っています。この高架の向こうに新幹線の車両基地があるので、そちらへ行ってみます。
0系新幹線とWIN350
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博多南駅から10分ほど歩いて、新幹線の車両基地の中が見える場所に到着すると、普段は見ることが出来ないような車両が置かれていました。
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こちらは初代の新幹線車両0系。車両を移動させるため、たまたまこの場所に置かれており、2021年の夏には「0系が停まっている」とSNSでも話題になったそうです。
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その後ろに連結されていたのはWIN350という、博多南駅まで移動する際に乗った500系新幹線の原型となった車両。1990年代前半に開発された「試作用」の1編成しかなく、博多の車両基地と米原にある「鉄道総合研究所風洞技術センター」でしか見ることが出来ないそうです。
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博多南駅へ戻ってきました。次の列車は博多駅に到着後、そのまま新大阪行きになるようです。寝過ごしたら大変なことになります。
ひかりレールスターで博多駅へ
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帰りは500系ではなく「ひかりレールスター」という車両。1999年から製造された古い新幹線です。
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「ひかり」という車両ですが表示は「こだま」、行き先は「新大阪」。
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しかし車内表示は「博多行き」となっていました。
こちらは博多南駅から博多駅までの車窓の様子。博多駅到着後は車内点検などもなく、そのまま新大阪に向けて出発しました。寝過ごすことなく、無事博多駅で降りることが出来てよかったです。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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