観光アイデアノート

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日本の有人離島一覧&面積の大きな島・人口が多い島ランキング|観光アイデアノート vol.28

国交省の資料によると、令和6年4月1日現在、日本には14,125の島があり、そのうちの5つは本州・北海道・四国・九州・沖縄本島。14,120の島が「離島」に分類されており、417の島に人が住んでいるようです。今回は以下の資料を参考に、日本にある417の有人離島と面積・人口を一覧にしてみました。
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おすすめの時期は?データをもとに北海道の気候を調べてみた|観光アイデアノート vol.27

日本で最大の面積を持つ都道府県と言えば北海道。その面積は九州の2倍強、四国の6倍弱にもなり、国土面積の22%を占めています。ということは、1年間の気候も全く異なるはず。今回は気象庁が出しているデータをもとに、北海道の気候について調べてみました。対象とする地域は余市・函館・札幌・旭川・網走・帯広・釧路・稚内の8か所です。
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八丈島と年貢と黄八丈~最後までモノで納税が行われていた島|観光アイデアノート vol.26

「流罪の地」として有名な八丈島。江戸幕府の直轄領になった伊豆諸島の島々は、米の代わりに塩を納めましたが、八丈島は「絹織物(黄八丈)」。流人も養蚕技術の向上に貢献したと言われています。地租改正後も日本で一番遅くまで「現金」ではなく、「モノ」による納税が認められていました。今回はそんな八丈島と黄八丈の歴史をまとめました。
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立山黒部アルペンルート 乗り物開業と道路開通の歴史をご紹介|観光アイデアノート vol.25

2023年に立山黒部アルペンルートを訪れた観光客は71万人。開業から50年以上経った今も、日本屈指の山岳観光ルートとして人気を集めています。長野県大町から富山県立山まではトロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイなど様々な乗り物を乗り継いで移動します。今回はそんなアルペンルートの乗り物開業と道路開通の歴史をまとめました。
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黒部川と水力発電所建設の歴史~目的はアルミニウムの精錬だった|観光アイデアノート vol.24

黒部ダムが「黒部川第四発電所」ということは、「第一」から「第三」までの発電所も存在します。黒部川第一発電所にあたるのは1927年に建設された柳河原発電所。もともとは、東洋アルミナム株式会社がアルミニウム精錬に必要な電力を供給するための発電所でした。今回は東洋アルミナムによる黒部渓谷の開発の歴史をご紹介します。
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日本海以上?太平洋が荒れる理由~黒潮・季節風・台風の関係|観光アイデアノート vol.23

冬の日本海と言えば「荒れている」というイメージを持っている人が多いはず。一方、夏の日本海は穏やかで、年間を通じて見ると太平洋もなかなか荒れていることはあまり知られていません。これは年間を通じて流れる黒潮と、夏の台風と西高東低の冬型の気圧配置による季節風の影響。冬の太平洋側は晴れていても荒れているのです。
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日本に吹く風と海流~偏西風・ジェット気流・季節風の関係とは|観光アイデアノート vol.22

羽田空港から那覇空港までの所要時間は約2時間45分。一方、那覇空港から羽田空港までは羽田→那覇よりも15分ほど早く到着します。これは上空に吹く「偏西風(ジェット気流)」の影響です。偏西風は海流を引き起こすため、船の運航にも影響を与えることがあります。今回は日本に吹く風と海流の関係をまとめました。
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北風が強く曇りが多い?冬の沖縄が寒い理由を地理的視点から解説|観光アイデアノート vol.21

沖縄に咲く桜と言えばカンヒザクラ(寒緋桜)。この桜は1月から2月に満開を迎えるため、沖縄では卒業・入学シーズンに桜を見ることが出来ません。『暖かくなるのが早いから桜の開花も早い』と思われがちですが、冬の沖縄は結構寒いです。今回は冬の沖縄が寒い理由を地理的視点から解説します。
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ルーツは中国?琉球王国と沖縄の歴史文化の観光化における課題|観光アイデアノート vol.20

日本本土にはない文化や芸能などが今も残る沖縄。その歴史の基礎知識を身に付けておくと、沖縄旅行がもっと味わい深いものになるはず。もともと沖縄は「琉球王国」だったことは知られていますが、その歴史は少々複雑で記録も少ないです。今回は、文化観光の基礎となる琉球王国と沖縄の歴史をまとめました。
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長崎はイエズス会の領地だった?日本へのキリスト教伝来の歴史|観光アイデアノート vol.17

五島列島には51のカトリック教会があり、 2018年には『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』が世界文化遺産にも登録されました。潜伏キリシタンとは、キリスト教信仰が禁じられる中で、密かに信仰を続けた人たちのこと。今回は【日本人とキリスト教の出会い】から【キリスト教が禁じられるまで】の流れを確認します。
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亜熱帯海洋性気候とは何か?地理学的に沖縄の気候を分析してみた|観光アイデアノート vol.16

沖縄は「亜熱帯海洋性気候」であると紹介されることが多いです。しかし、ケッペンの気候区分には亜熱帯がありません。今回は地理学的に沖縄の気候を分析してみました。気候区分的にはAmまたはCfa気候、年間の気温差が小さい海洋性気候、生物地理学的には東洋区(熱帯)というのが、教科書的な沖縄の気候区分と言えるでしょう。
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日本で一番早い初日の出を見られる場所は?理由も地理学的に解説|観光アイデアノート vol.15

一般人が旅行で行くことの出来る場所で、日本一早い初日の出を見られる場所は日本最南端の地・納沙布岬(根室市)ではなく、小笠原諸島・母島の乳房山です。今回は元旦の「初日の出」を地理的な視点から解説。母島で日本一早い初日の出を見ることが出来る理由を解説します。
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レンタカーの予約が取れない~車が必要な沖縄旅行の課題と解決策|観光アイデアノート vol.14

沖縄旅行で「レンタカーの予約が取れない」という課題が生じています。沖縄ではレンタカーを利用することが一般化していますが、レンタカーが足りないことではなく「レンタカーが一般化している」こと自体が課題です。この記事ではレンタカー依存によって生じる3つの課題と解決策をご紹介します。
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行ってよかった国立公園ランキング20選!日本の大自然に出会う|観光アイデアノート vol.13

新たな旅先として「国立公園」が注目されています。日本には34の国立公園がありますが、私は27の国立公園に足を運んでいる(地に足を付けている)と分かりました。そこで今回は『行ってよかった国立公園ランキング20選』を考えてみたので、実際に訪れたときの旅行記とともにご紹介します。日本の大自然に出会う旅。次の旅行先にいかが。
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地方移住の課題は仕事なのか?地方創生に必要なことを考える|観光アイデアノート vol.12

中山間地域の人口減少や高齢化については、長きにわたって様々な取り組みが行われています。今回は地方創生や田舎の活性化を進める上で「本当に必要なこと」を考えます。果たして地方の課題は『仕事』なのでしょうか。この内容は地方創生☆アイデアコンテスト2021で中国経済産業局局長賞を受賞しました。
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日本の南の島!沖縄と小笠原諸島(東京都)の違いをご紹介|観光アイデアノート vol.11

日本にある南の島「沖縄」と「小笠原諸島(東京都)」。その違いについて、旅先で「沖縄は中国・東南アジア、小笠原はハワイの雰囲気」という話も聞いたことがあります。そこで今回は、学生時代に小笠原諸島の研究をし、その後3年半沖縄で暮らした私が、沖縄と小笠原諸島の違いをご紹介します。
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沖縄旅行でやりたいことは何か?人気の体験を調査してみた結果|観光アイデアノート vol.10

沖縄に訪れる旅行者は沖縄で何がしたいのか… 今回はアンケート調査第2弾!予め30の選択肢を用意し「沖縄旅行でやりたいこと」を5つ選んでいただく調査をTwitterで実施しました。その結果210件の回答(年齢・性別・居住地は問わず)をいただいたので、人気上位から順にご紹介します。
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沖縄旅行の目的は何か?統計と独自調査から観光客を分析してみた|観光アイデアノート vol.9

新型コロナウイルスの影響で沖縄を訪れる観光客数は激減しましたが、それでも令和2年度は約260万人が訪れています。私が気になるのは≪沖縄旅行の目的は何か≫という点です。今回は私のTwitterで行った調査結果と県の統計を読み解き、沖縄を訪れる観光客を分析します。重要なのは沖縄らしさ?リゾート?
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マンゴーも日本一!生産量が多くても知られていない沖縄の農作物|観光アイデア教科書 vol.8

皆さんが普段行くスーパーに沖縄県産の農作物が販売されているのを見たことがありますか。マンゴー・バナナ・アセローラ・アテモヤ・グアバ・ドラゴンフルーツ・シークワーサーは、沖縄県が日本一の生産量を誇る果物です。生産量が多くても、売ることが出来ていないのです。今回は沖縄県産の果物を中心にこの問題を考えていきます。
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勉強の意味あるの?学生時代に学ぶ地方創生・地域活性化とは|観光アイデアノート vol.7

全国の大学で「地方創生」や「地域活性化」を学ぶ学部が開設されるようになりました。学生時代の「地域活性化」は、携わった学生にとっての楽しかった思い出であったり、就活で話すネタのひとつとなっています。こうした状況で、果たして学生時代に地方創生や地域活性化を勉強する意味はあるのでしょうか。