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今回は1人で【東南植物楽園】に行ってきた時の様子をご紹介します。
★参考:冬の沖縄旅行のおすすめ★
ぼっちで行く東南植物楽園
東南植物楽園があるのは、沖縄本島中部・沖縄市。
那覇空港からは、高速道路を使って約40分の場所にあります。
私の持ち物はスマホと財布だけ。
ふらっと、近くのコンビニに行くような感覚です。

入口には、綺麗なピンクの花が飾られています。
南国を代表する花「ブーゲンビリア」です。沖縄では、道端などで多く見られます。
また、宮崎空港の愛称は「ブーゲンビリア空港」となっています。

園内には、2つのエリアがあり、入場時に渡されるシールを、身体の見えるところに張ることで、2つのエリアを行き来することが出来ます。
料金は、季節や時間帯、前売り、当日などによって変わるため、複雑な仕組みです。
詳しくはホームページをご確認ください。

園内に入ると、大きな池と噴水、そのバックには「東南植物楽園」という文字のオブジェがお出迎え。
まさに観光地という感じの景色です。

マップを眺めながらどうしようか考えていると、スタッフの方に「どちらへ行かれますか」と声をかけていただきました。
『ぐるっと園内を一周したい』
そう伝えたところ、コースを教えていただいたので、今回は、その通り歩いてみることにしました。

まずは、大きな湖が3つある、「水上楽園エリア」を散策。
こちらは入ってすぐのところにある「繁栄の湖」です。

ヤシの木が生い茂り、異国のジャングルの雰囲気。
沖縄にもヤシの木はありますが、自然のままでこうした雰囲気の場所は多くありません。
ちなみに、「ヤシの木」といっても、ヤシ科の植物は世界に3000種あると言われています。

こちらのヤシの木は、幹が細いので、倒れてしまわないか心配になります。
どうやらヤシの木の根は、横に伸びているため、風の抵抗を受けにくく、南国の台風にも耐えることが出来るそうです。
ただ、最近ではこんなこともニュースになっていました。

中国新聞デジタル出ていた記事から、街路樹として植えられたヤシが高く育ちすぎている問題です。
ヤシの木は、枝がないものの、木の皮が剥がれたり、大きな葉っぱが落ちたりして、車や人に当たる危険もあります。
亜熱帯ならではの花と木々

ピンクボールが咲いていました。
アジサイのような見た目の花で、下向きに咲くことから別名「逆さアジサイ」とも言われています。
マダガスカルが原産ですが、沖縄の道端で見かけることもあります。

この川をボートで行くのも、アトラクションのようで楽しそうです。

南国の花の定番「ハイビスカス」、沖縄の方言では「アカバナー」といいます。
色や花びらの形などが様々で、実は5000種以上もあると言われています。
花そのものの寿命は1日ですが、枝が丈夫なので、防風林の役割も果たしています。

この魅惑的な植物はなんでしょう。
エメラルドグリーン、月のような形。
角度を変えて何枚も写真を撮ってしまいます。

こちらは「ヒスイカズラ」という植物です。
フィリピン原産のつる性植物で、花の色が宝石の翡翠に似ていることが名前の由来。
絶滅危惧種に指定されている植物でもあります。

全国の植物園の温室で見られるそうですが、沖縄では、屋外でその姿を見ることが出来ます。
ただし、自生はしていないので、どこでも見られるわけではありません。

こちらの花はプラスチックでできています(笑)
いや、注目すべきはこの1本の木。
「バオバブ」といいます。
アフリカを象徴する樹木として有名です。東南植物楽園のパンフレットにも大きく書かれていたので、期待して行ってみたら、まさかの1本だけ…
これにはちょっと笑ってしまいました(笑)
恋愛成就のスポット?

池にハート模様が浮かんでいました。
これをインスタ映えというのでしょうか。

どうやら、恋愛成就のスポットになっているようです。
ガチャガチャで南京錠をゲットして、それをハート型の柵にくくりつけるというもの。
しかし、スペースにも限りがあるので、いつかスタッフの方によって外されてしまうはず。そもそも、ガチャガチャ1回の500円で結ばれる愛なんて、きっと儚いものです…

ちなみに、東南植物楽園ではイルミネーションも行われており、2021年の「イルミネーションアワード」では、全国3位にランクインしています。
夜の時間もおすすめなようです。

看板を支える謎のオブジェ。
どこかの民族の伝統工芸品のような感じがします。

こちらにも謎のオブジェが置かれていました。
そう言えば、私がミクロネシアに滞在したときのホテルで売っていたお土産は、こうしたオブジェばかりでした(笑)

いかにも熱帯のジャングルを感じさせる川も流れています。

川の先は池のようになっていました。
池にはコイが泳いでおり、釣り堀として楽しむことも出来ます【竿・バケツ・エサ10個で300円】。

こちらでは、シーサーなど、ちょっとした手作りお土産を作ることが出来るようです。
植物楽園にいる動物たち
釣り堀もそうですが、このあたりから植物だけでなく、生き物たちも見ることが出来ます。

何でしょう、この真っ白な牛のオブジェたちは。
可愛げは一切なく、とても戦闘的な顔をしています。
東南植物楽園と牛の関係を調べてみましたが、こうしたオブジェが置かれている理由は特に分かりませんでした。

こちらは生きているカピパラとリクガメです。
カピパラは気ままに歩いたりしてますが、リクガメはびくともしません。

100円でエサやりをすることも出来ます。

エサとしてキャベツと人参が置かれていました。

またカメがいました。
今度はウサギと一緒に飼育されています。

しかも見つめあってます(笑)
ウサギとカメ…
ライバル関係にあるとされる両者ですが、レースをしている最中、東南植物楽園の恋愛効果で、どうやら恋に落ちてしまったようです。
しばらくその様子を眺めていると、ちょうど飼育員さんがエサを持ってきました。
カメさんのことを置いて、さっさとエサへ向かうウサギさんと、のっそりと身体の向きを変えるカメさん。
そして一緒にエサを食べる両者。
結局ここで私は、20分くらいウサギとカメを眺めていました。

ヤギさんは、沖縄の方言でヒージャーといいます。
沖縄では、「ヤギ料理店」があるほど、ヤギを食べる文化が盛んで、かつては国内のヤギ肉輸入の100%を沖縄が占めていたそうです。
最近では、イスラム圏から日本に訪れる観光客向けの「ハラールフード」として、沖縄県外でヤギ肉需要が高まっています。
私も一度食べたことがありますが、クセも臭みも、ジンギスカンより強めな印象です。

霊長目ヒト科ヒト属ヒトもいました(笑)

東南植物楽園では、今回ご紹介した以外にも、リスザルが飼育されています。
さらに、「バードオアシス」というエリアでは、クジャクなど、鳥たちを見ることも出来ます。
1時間40分で園内を1周しました

この植物の名前は忘れてしまいましたが、水が張られた地面に生えていて迫力があります。

植物に囲まれたこうした道は、いかにも「植物園」という感じがします。

胡蝶蘭が綺麗に咲いていました。
色によって花言葉が変わり、様々なシーンで用いられる胡蝶蘭ですが、紫色は流通したばかりなので、花言葉はまだないそうです。
ちなみに、沖縄県の胡蝶蘭(洋ラン)生産数・出荷数は、福岡県、徳島県に次いで、全国3位となっています。

そして、木々の中に、赤い光に照らされた牛の像がありました。
普通に怖いです。
広場に置かれていた、真っ白で威嚇的な顔をした牛のオブジェもそうですが、東南植物楽園は何か牛と関係があるのでしょうか。
調べても、やはり情報は出てきませんでした。

池が鏡のようになっており、水面にヤシの木が映っています。

池の上に設置されている東屋には、エイサーの太鼓が置かれていました。
軽く叩くと、「ポンッ」という高めのいい音が響きます。

道でアヒルさんたちがお散歩していました。
飼育員の方が見ている様子もないので、どうやら園内で放し飼いされているようです。

入口の近くまで戻ってきました。
今回は1時間40分ほどかかりましたが、300円のヤッシー号(バス)もあるので、これに乗ってゆったり園内を巡ることも出来ます。
また、入口付近には、お土産屋さんなどが入ったお店もあるので、そこで少し休憩するのもいいかもしれません。
ユスラヤシ並木が有名

ここからさらに、もうひとつのエリアへ向かいます。

沖縄本島の北部、やんばるに自生している植物・ヘゴ。
置かれていた看板には、「ヘゴ林は神聖な場所」「深呼吸をして聖なるパワーを感じてみましょう」的なことが書かれていました。
調べてみると、沖縄にヘゴを神聖視するような風習はなさそうです。

ソフトクリームの絵にブーゲンビリアの花。
こちらもインスタ映えスポットです。

そして、東南植物楽園を代表するスポット・ユスラヤシ並木にやって来ました。
1968年、大林正宗氏が、台湾からユスラヤシの種を持ち込んだことが、東南植物楽園の始まりとされています。

園内には、およそ3000本ものユスラヤシが植えられているそうです。
これにて東南植物楽園の散策は終了。
トータル2時間ほどの滞在になりましたが、ぼっちでも、なかなか充実した時間を過ごすことが出来ました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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