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今回は「離島フェア2019」行ってきたので、その様子をご紹介します。
沖縄の離島フェアが面白かった
沖縄移住前から噂に聞いていた離島フェア。今回が初めての参戦です。
離島関連のイベントといえば、毎年東京で行われる「アイランダー」が有名ですが、アイランダーの主催は国土交通省。離島フェアの主催は沖縄県離島振興協議会で、ブースを出しているのは基本的に沖縄の離島です。
会場は「沖縄セルラースタジアム那覇」。2019年は11月15日から17日までの3日間の開催でした。ちなみに、2019年のアイランダーは11月23日と24日だったので、恐らく離島フェアと被らないように日程が設定されていたと思われます。
外には島のグルメが並んでいます。島の文化を発信するステージイベントや飲食店の出店などは、アイランダーよりも盛大です。
飲食スペースも確保されています。
島の泡盛は試飲し放題。こちらは泡盛だけが並んだブースですが、各島のブースでも泡盛を出していたので、ベロベロにならないように注意が必要です。私は原付だったので眺めるだけ。
スタンプラリーもあります。スタンプのひとつに「南城市」がありますが、これは南城市にある「久高島」のことです。
スタンプを集めると、こちらのスクラッチカードがもらえます。私も挑戦しましたが、結果ははずれ。参加賞などはありませんでした。
各島のブースをご紹介
こちらが屋内にある「特産品販売会場」。島ごとのブースだけでなく、各島にあるお店や商工会などが、それぞれブースを出しています。ここからは各島のブースをご紹介。
南大東島・北大東島
船からクレーンに吊るされて上陸する島として有名な南大東島と北大東島。
ブースには「CORCOR」関連のグッズが並びます。CORCORは南大東島で作られるラム酒のこと。島旅をしていると、たまにこのTシャツを着ている人を見かけるので、島旅好きには知られたブランドと言えるでしょう。
■ 参考:2017年 南大東島旅行記
北大東島ではじゃがいもの生産が盛んです。
CORCORだけでなく、じゃがいもから出来た焼酎「ぽてちゅう」もありました。
■ 参考:2017年 北大東島旅行記
宮古島・多良間島・久高島
沖縄で「いも」と言えば、じゃがいもよりも紅芋が有名です。
紅イモの詰め放題がありました。しかし、これを沖縄県外にお土産として持ち帰ることは、病害虫(イモゾウムシ)繁殖防止のためNG。紅芋詰め放題を楽しむことが出来るのは、沖縄県民の特権です。
ローズマリーとレモングラスを買うことが出来るイベントは、日本でもここだけではないでしょうか。
■ 参考:2018年 宮古島旅行記
こちらは宮古島から船または飛行機で渡ることが出来る多良間島のブース。ヤギ汁・馬肉汁・イラブー汁という、濃い商品ばかりが並んでいました。
イラブーとはウミヘビのことです。
乾燥させたイラブーを粉末状にして、ちんすこうにしてしまったのが久高島。ブースでイラブーの粉末を試食させていただきましたが、特に臭みもなく、一方で特別に美味しいわけでもなく、「これがイラブーなのか」という感じです。
■ 参考:2017年 久高島旅行記
慶良間諸島・八重山諸島・与那国島
こちらは慶良間諸島のひとつ・渡嘉敷島。慶良間諸島の島々は「ケラマブルー」のイメージが先行し、島の文化や特産品はあまり注目されていません。
■ 参考:2016年 慶良間諸島旅行記
八重山諸島・竹富町のゆるキャラ「ピカリャー」が、石垣市のブースにいました。竹富町役場は石垣市内にあるので、連携も強いのでしょう。
私は一応「竹富町島々サポーターズ」の一員です。このカードを持っていると、竹富町の島々のお店で割引が効くようですが、まだ使ったことがありません。
■ 参考:飛行機でしか行けない島・石垣島へ
日本最西端に位置し、石垣島から船または飛行機で行くことが出来る与那国島。「与那国商店街」という形で、様々なお店が出店し賑わっていました。
■ 参考:2017年 与那国島旅行記
沖縄本島周辺の離島
久米島といえば泡盛の定番「久米仙」。沖縄に行ったことがなくても、一度は「久米仙」という名前を聞いたことがある人もいるはずです。
久米島は車海老の生産量日本一の島でもあります。
■ 参考:2017年 久米島旅行記
久米島に船で行くときに寄港する渡名喜島には「もちきび」の試食がありました。もちきびとは雑穀米の一種。ほんのり甘く、もちっとした食感で美味しかったです。
■ 参考:2019年 渡名喜島旅行記
沖縄では珍しく、稲作が行われている伊是名島。島を訪れたときにも、田んぼの景色を見ることができました。
■ 参考:2019年 伊平屋島旅行記
伊平屋島のお隣・伊是名島で私は2019年を迎えました。
■ 参考:2018年 伊是名島旅行記
粟国島ブースでは面白い情報を聞くことが出来ました。それは「島に埼玉県民が増えている」ということ。どうやらここ最近、埼玉から島に移住してくる方が多いようで、埼玉県民コミュニティも形成されつつあるとか。ブースでその情報を教えてくれた方もまた元埼玉県民でした。
■ 参考:2021年 粟国島旅行記
奄美群島
沖縄の離島以外で唯一出展したのが奄美群島です。
これは単純に距離が近いことに加え、奄美・徳之島・やんばる・西表島が連携しながら、世界自然遺産登録を目指していることも背景にあるのでしょう。
■ 参考:2016年 奄美大島旅行記
島旅好きにおすすめ
沖縄というだけで、県外に住んでいる人からしたら独特で面白いものばかりなのに、そこに「島」という文化が掛け合わさるため、かなりディープです。島が好きなら、離島フェアは沖縄県外からでも足を運ぶ価値があると思います。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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