自家製コーヒーを飲む!コーヒーの木から果実を収穫 精製~焙煎までやってみた|2025 旅行記9

島旅

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「2025年 小笠原諸島に育休移住してみた」その9をお届けします。

★前回の記事は こちら ★

コーヒーの木から果実を収穫

2025年4月20日、育休移住で小笠原諸島・父島に滞在しています。

宿泊している小笠原ユースホステルの玄関の横にコーヒーの木があるのを発見しました。よく見ると果実がたくさん実っていますが、管理されている様子はありません。宿のオーナーに確認してみると、やはり放置しているとのこと。ということで、許可を得て収穫することに。

最近は観葉植物としてコーヒーの木が流通しており、自家製コーヒーに憧れる人も多いはず。ただし、その難易度は高いとされています。一般的な室内環境では、適切に管理しなければ花すら咲かず、結実に至らないことがほとんど。さらに、収穫までには4年前後かかります。屋外で特別な手入れをしなくても、しかも鉢ではなく地面に植えた状態で自然に実をつけるのは、コーヒーが自生する地ならではのことです。

■参考:コーヒーの生産地について

種から豆への精製方法

自家製コーヒーを夢見るものの、収穫した真っ赤な果実がどのような過程を経て、あのブラックコーヒーになるのかを知らない人も多いはず。

ここからは特別な道具を使わずに、収穫した果実からブラックコーヒーを淹れるまでをご紹介します。コーヒーの精製方法にはいくつかありますが、一番シンプルな方法は収穫した果実をそのまま乾燥させる「ナチュラル」という方法。今回はまず、収穫した果実(コーヒーチェリー)を手で潰し、中にある種を取り出します。家庭でコーヒーを精製する場合、恐らくこの方法が最も手間が少ないです。

■参考:沖縄のコーヒー農園に密着

取り出した種は水の中へ。水に浮かぶ種は取り除き、沈んだものだけを残します。種の表面には「ミューシレージ」と呼ばれる糖分を含んだ半透明の膜が付着しており、ぬるぬるとした状態です。このぬめりを洗い落とし、乾燥させる方法が「ウォッシュド」と呼ばれる精製方法。スペシャルティコーヒーの生産において最も一般的で、品質が安定しやすいとされる方法とされています。

私の精製方法は「パルプトナチュラル」に近いものです。これはナチュラルとウォッシュドを掛け合わせた手法で、種のぬめりはそのままにして数日前天日干しします。さらに、種を取り出した後の果実も無駄にはしません。コーヒーチェリーからはティーを抽出することができるため、こちらも一緒に乾燥させます。

■参考:沖縄のコーヒー農園を見学

自家製コーヒーを飲む

それから3日後の4月23日。

種はしっかり乾燥し、ぬめりも一切ありません。ただ、これはお米で言う玄米の状態(「パーチメントコーヒー」という)なので、焙煎をする前に脱穀が必要です。脱穀機があれば早いですが、そんなものは無いので、1粒1粒ドライバーの持ち手部分で叩いて、手で殻を剥いていきました。

これが「生豆」と呼ばれる焙煎前のコーヒー豆です。果実から取り出した「種」の状態からだいぶ小さくなりました。焙煎機も無いので、フライパンを使って、弱火で豆を焼いていきます。

■参考:国産コーヒーは美味しいのか

こげないように、また焼きむらがないように、丁寧に焼いたつもりでしたが…

焼き加減にはむらが出来てしまいました。パチパチと音が鳴る、いわゆる「ハゼ」が起きたら焙煎終了。豆の熱が冷めるまでしばらく待ちます。

幸いコーヒー豆を粉砕する「ミル」や「コーヒーフィルター」はあったので、じっくりとお湯を注ぐと…

ついに自家製のブラックコーヒーが完成しました。コーヒー特有の苦みはほとんどなく、どちらかというとお茶に近い味わい。肥料なども与えられず、軒先で放置されていたコーヒーですが、国産コーヒーの特徴は捉えていたかなという印象です。いい体験になりました。

■参考:小笠原で国産コーヒーを飲む

.

今回はここまで。本日もありがとうございました。

.

コメント

タイトルとURLをコピーしました