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今回は「2026年 久米島旅行記」その3をお届けします。
★前回の記事は こちら ★
久米島・奥武島を歩いて観光
2026年1月2日、沖縄・久米島を時計回りに歩いて1周しています。時刻は12時を過ぎました。続いて向かうのは、久米島と海中道路で繋がる「奥武島」です。

空港を出発してから約4時間、ここまで歩いていた島の北部では見られなかった、沖縄らしい水色の海の景色が広がりました。海に張られたネットは、もずくの養殖でしょうか。

腰まで海に浸かり、作業している人がいました。いくら沖縄でも、この時期は寒いので、大変な作業です。
■参考:冬の沖縄の天気について


雲っていても、この美しさ。

久米島を訪れたら、訪れるべき観光スポットのひとつだと思います。

歩道はありませんが、車通りはほとんどありません。

橋の下は船の航路になっています。

Wikipediaによると、この海中道路が開通したのは1983年のこと。それまでは干潮時に徒歩で渡ったり、竹馬や漁船で行き来していたそうです。

奥武島に上陸しました。2020年の国勢調査によると、29人が暮らしているそうです。ちなみに、沖縄県には合計3つの奥武島があります。
■参考:南城市の奥武島へ

久米島町の奥武島は非常に小さく、島内を1周する道路はありません。地図を見ると、島の半分は未開拓であることが分かります。

橋から5分ほど歩いて「バーデハウス久米島」にやって来ました。こちらは、久米島沖で汲み上げた海洋深層水を100%利用した世界初の温浴施設でしたが、設備の劣化とコロナで、現在は営業していません。敷地内にあるキャンプ場は利用することができます。

その施設内にあるのが、国指定天然記念物の「畳石」です。久米島は火山活動によってできた島。約600万年前、火山から流れ出た安山岩の溶岩が、ゆっくり冷え固まる際に規則的な割れ目(=柱状節理)を生じ、その断面が波に削られた結果がこちら。

ひとつの石の直径は1〜2m。南北50m、長さ250mにわたって、1,000個以上が広がっています。亀の甲羅を思わせる姿から「亀甲岩」とも呼ばれるそうです。

なお、畳石の景色を見ることが出来るのは干潮時のみ。また、潮が引いた直後は、石の上がかなり滑りやすいので注意が必要です。

さらに、その近くには久米島ウミガメ館もありますが、この日は営業しておらず。久米島の周辺には野生のウミガメが生息しており、この施設が中心となって、保全・調査・情報発信などが行われています。
■参考:沖縄でウミガメの産卵を見学する


久米島ウミガメ館の前には、浦島太郎らしき像も置かれていました。案内板などはないので、詳細は不明です。

また、バーデハウスの敷地内にあるレストハウスも営業しておらず。食べログでは「閉店」と書かれていますが、詳しいことは分かりません。
久米島を代表する観光地・イーフビーチ
奥武島には30分ほど滞在しました。続いて向かうのは、久米島を代表する観光スポットのひとつ「イーフビーチ」です。
帰りの飛行機は16時45分発。イーフビーチから久米島空港までは約11kmで、残り3時間なので、最後までバスは使わずに、歩いて島を1周することは出来そうです。

こちらは久米島で唯一の教習所(仲里自動車学校)。島で唯一の「踏切」の標識がありますが、実際の踏切はありません。

イーフビーチの周辺は、民家だけでなく、飲食店や宿泊施設が並び、ファミリーマートもあります。栄えているように見えますが、島民の生活向けの施設はなく、いわゆる観光地です。

13時、イーフビーチに到着。ここにもウミガメが産卵のために上陸するそうで、注意書きがありました。

全長約2kmの砂浜が広がり、日本の渚百選にも選ばれています。久米島を代表するビーチだと思っていましたが、誰一人いません。

島の北部はかなり海が荒れていましたが、島の南東に面しているイーフビーチはかなり穏やかです。風も落ち着いています。

ただ、曇っていることもあり、景色は微妙。久米島―奥武島間の海中道路の方が綺麗です。

展望台らしきものがありました。かなり老朽化していますが、立入禁止ではなさそうだったので、中を覗いてみることに。

しかし、展望台からの景色もいまいちでした。建物の内部もやはり朽ち果てていたので、崩れるのも時間の問題だと思います。立ち入りはおすすめしません。
海の玄関口・兼城港
ここからは久米島ー那覇を結ぶフェリーが就航する兼城港を経由し、空港を目指して歩きます。

「町民の夢!」と書かれたジェットフォイルの横断幕がありました。いつから構想があったのか分かりませんが、高速船は2026年5月に就航しました。しかし、就航直後に運航休止となり、その後再開したものの、また休止となり、出だしはあまり良くないようです。

歩いている道は「県道89号線 久米島空港真泊線」。奥武島付近から久米島空港を結ぶ道路です。

さとうきび畑が広がる沖縄らしい景色の中を歩きます。

こちらはガス灯なのか、ガス灯風なのか分かりませんが、なぜかお洒落な街灯になっていました。

県立久米島高校の横を通過。島で唯一の高校です。

さすがは沖縄県の離島で宮古島、石垣島に次ぐ3番目の人口規模を誇る久米島。消防署も充実しています。なお、正確には「消防本部」で、沖縄県で一番小さな消防本部だそう。

白瀬川を渡りました。川があるのは、水資源が豊富な島である証です。

こちらの信号を左へ進み、兼城港へと向かいます。

港のそばにある小さなスーパー「長井商店」を通過。商店は島にいくつかあり、チェーン店のAコープやドラッグストアモリもあります。

14時前、久米島の海の玄関口・兼城港に到着。

午前中の第1便は運航されたようですが、14時発の第2便は欠航となっていました。飛行機を予約していてよかったです。

船が欠航していても、港の待合室は開いていました。当然のことながら、船が出ないので閑散としています。

ちょうどこのタイミングで、久米島空港から私のスマホに留守電が入っていました。折り返し電話をかけると、私が予約していた便が欠航になったというのです。可能であれば、1本前の15時発に乗ってほしいとのこと。

しかし、時刻はすでに14時過ぎ。後で知ったのですが、欠航の理由は「機材繰り」だったそうです。ただ、その時の私は、てっきり天気のせいだと思い込んでいました。これからさらに天気が悪くなるとすれば、後続の便も飛ぶ保証はない…
帰りの飛行機が欠航!タクシーで空港へ
ということで、島を歩いて1周することは諦めて、15時発の便を目指すことにしました。ここからは時間との勝負です。

港から急いで、目印になるファミリーマート久米島仲泊店へ。分かりやすい建物のそばにいたほうが、タクシーを呼びやすいだろうという作戦です。

ネットで「久米島 タクシー」と検索し、一番上に出てきた共栄タクシーさんに電話をすると、すぐに対応してくださり、5分ほどでタクシーに乗ることができました。

飛行機の出発まで、残り30分を切っています。

久米島空港に着いたのは14時50分。タクシーを手配できた段階で空港にも連絡を入れておいたので、到着後の対応もスムーズ。もちろん、タクシー代1,200円も補償していただけました。

そして、搭乗ゲートに到着。ゲート前の売店で、駆け込みで少しだけお土産を選び、那覇空港行きの「サクラジンベイ」に搭乗。

図らずも、帰りは日本最短のジェット機航路での空の旅となりました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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