沖縄のパイナップル畑へ!ゴールドバレルの植え付け体験に参加してきた|2020 沖縄旅行記

沖縄県

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は沖縄で「パイナップルの植え付け」を体験してきたので、その様子をお届けします。

沖縄のパイナップル畑へ!

沖縄北部で農園を営むネッタちゃんさんは、「少しでも沖縄の農業や作物に関心を持ってもらえるように」と、作業の様子などをYoutubeやSNSで発信しています。

今回私が参加させていただいたのは「パイナップルの植え付け体験」。パイナップルの収穫体験は沖縄やハワイで行われていますが、植え付けはあまりない体験です。

この周辺がネッタちゃんさんの畑。赤土の地面から青々としたパイナップルの葉が伸びており、どこか異国を感じさせる景色が広がっています。

会場の畑がこちら。1日かけてパイナップルの苗を約800本植え付けます。パイナップルの品種は「ゴールドバレル」。果実は1つ1,000円以上の値段が付くそうです。栽培までに2年かかる一方で、初心者でも育てやすいと言われています。

こちらが1日のスケジュール。参加者は約30人ほどいたので、単純計算で1人26本(800本÷30人=26.666…)の苗を植え付けます。

ネッタちゃんさんよりパイナップルの説明。参加者は全員沖縄に住んでいる方でしたが、パイナップル畑を初めて見たという人が大半でした。

■ 参考:沖縄でパイナップルの収穫を体験

作業スタート

パイナップルの苗を植える前に、参加者が2つのグループに分かれて作業を行いました。

Aチーム:畑のマルチ張り

苗を植え付ける畑に黒いビニールを被せます。いわゆる「マルチ張り」という作業です。

このビニールを張ることで、まっすぐ苗を植え付えることが出来るだけでなく、苗の周辺に日光が当たらないので、雑草が育ちにくくなります。さらに、土の温度を上昇させて、作物の成長を助長する効果もあるそうです。

Bチーム:パイナップルの苗を取る

一見ただの原っぱのように見えますが…

草に埋もれて「パイナップルの葉」らしきものを見つけました。これを手で引き抜くと…

こんな感じ。大きくなった葉を切り落として、もう一度土に植えると、パイナップルの果実が実るそうです。

事前にネッタちゃんさんが用意していた苗に加えて、さらに苗を用意することが出来ました。

おやつにパイナップル

作業もひと段落したのでおやつ休憩です。この日のおやつはもちろんパイナップル!数分前に収穫したばかりの、獲れたてパイナップルをいただきます。

果実の上と下は切り落として、上から刃を入れていきます。普通は中心に硬い芯がありますが、このパイナップル(ゴールドバレル)は芯まで食べることが出来ます

パイナップルを育てた農家さんの解説を聞きながら食べるのも、また貴重な機会です。

ゴールドバレルの植え付け体験

いよいよ800本のパイナップルを植え付けます。

まずはスコップで土を掘りながら穴を広げて…

そして掘った穴に苗を植え付けます。難しい作業ではありませんが、なかなか苗が地面に固定されず、倒れてしまいがちなので、ポンポンと作業が進むわけではありません。

これを農家さん1人でやると考えると途方もない作業です。今回はゴールドバレルという高級品種ですが、スーパーに並ぶパイナップルは安いものが多いので、フェアトレード的な側面についても考えさせられます

1時間ほどで800本の苗を植え付けることが出来ました。最後は全員で記念撮影。こうした体験を通じて、観光だけではない、沖縄の地場産業に関心を持つ人が増えればいいなと思います。

★今回のイベントを映像で見る★

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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