Jovislander

千葉県

勝浦市(千葉県)は本当に涼しいのか?「猛暑日が無い町」を地理学的に考察|2024 旅行記前編

勝浦といえば、観測史上35℃以上の猛暑日を記録したことが一度も無いことで知られています。駅には「涼風、勝浦」というポスターもありましたが、勝浦市(千葉県)は本当に涼しいのでしょうか?今回は「猛暑日が無い町」を、黒潮や海洋性気候、体感温度といった地理学的な視点から考察してみました。
北海道

函館のペリー広場&ペリー来航記念碑へ!ペリー来航と開港都市・箱館の歴史|2023 旅行記13

青森から青函フェリーに乗り、北海道・函館にやって来ました。函館にやって来た目的はペリー広場にある「ペリー提督来航記念碑」を見ること。今回はペリー来航と開港都市・箱館の発展の歴史をご紹介します。ペリーが「世界で最も美しく安全な港」と評した箱館。そんな天然の良港「箱館」に最初に目を付けたとされる人物が高田屋嘉兵衛です。
東京都

東京海洋大学で明治丸を見学!小笠原領有と「海の日」にまつわる歴史的役割|2023 旅行記12

越中島駅から歩いて5分ほどの場所にある東京海洋大学越中島キャンパス。構内で展示されている「明治丸」という船を見学します。船内を無料で見学することが出来ます。この日はちょうど「海の日」。海の日もまた、明治丸に由来する記念日であることはあまり知られていません。小笠原諸島の歴史にも関係している船です。
東京都

夢の島熱帯植物館へ!日本人とハワイの歴史から「東京のハワイ」を考察する|2023 旅行記11

新木場駅(東京都江東区)から歩いて10分のほどの場所にある「夢の島熱帯植物館」にやって来ました。戦後、「東京のハワイ」と宣伝された夢の島。現在は小笠原諸島の固有種を見ることが出来ます。今回は「日本とハワイの関係史」「日本人とハワイ観光の歴史」から、海外渡航自由化以前の人々がハワイに抱いていたイメージを考察しました。
観光アイデアノート

日本の旅行業法が厳しい理由~背景にある鉄道と旅行会社の関係史|観光アイデア教科書 Vol.30

地域活性化の手段として、地域外から人とお金を呼び込む「観光」に力を入れる自治体は少なくありません。2008年には、国土交通省の外局として観光庁が設立され、政府も観光政策を重視している姿勢がうかがえます。日本における旅行会社の歴史を調べてみると、鉄道会社との関係史や日本の旅行業法が厳しい理由も見えてきました。
観光アイデアノート

始まりは江戸時代!訪日外国人観光客「インバウンド」の歴史|観光アイデアノート vol.29

2024年の訪日外国人観光客は3,687万人と過去最高を記録。コロナ後に急速に増加した、いわゆる「インバウンド」ですが、その受入体制の整備が始まったのは江戸時代のこと。きっかけは「開国」でした。今回は日本における外国人観光客「インバウンド」の歴史を調べてみました。
静岡県

開国しても海外旅行に行けない?江戸時代以降の日本人と海外渡航の歴史|2023 旅行記10

伊豆下田にある『吉田松陰拘禁の跡』へやって来ました。吉田松陰は鎖国体制下で「海外渡航禁止」の令が出ていながらも、ペリー艦隊に乗り込んで、密航することを決意。しかし、これは失敗に終わり、松陰は拘禁されたといいます。それでは、日本に住む民間人の海外渡航(旅行)は、いつから認められるようになったのでしょうか。
静岡県

下田開港に関連する3つのお寺を観光!了仙寺・長楽寺・宝福寺をご紹介|2023 旅行記9

ペリー来航と開国の歴史をテーマに、伊豆急下田駅から歩いて観光しています。ここから観光するのは下田開港に関連する3つのお寺です。日米下田条約締結の地 了仙寺、日露条約調印所・日米条約批准交換所 長楽寺、日米下田条約や日露和親条約の打合せ場所 宝福寺をご紹介します。
静岡県

サスケハナ号は来航していない?下田を歩いて観光!ペリー来航の歴史を知る|2023 旅行記8

今回は伊豆下田にあるペリー艦隊来航記念碑~下田公園~下田港~犬走島を歩いて観光。ペリー来航の歴史を知る旅です。どうやら下田にサスケハナ号は来航していない?黒船祭の式典メイン会場となっている他、諸々の石碑なども置かれており、日米交流を象徴する場所となっている下田公園も訪れました。
静岡県

開国の地・伊豆下田を歩いて観光!東京から日帰り お得に旅する方法もご紹介|2023 旅行記7

この日の目的地は伊豆半島の南端に位置する下田。東京駅から東海道線~伊東線~伊豆急行線の普通列車を乗り継いで伊豆急下田駅へ。今回のテーマは「開国の歴史を辿る旅」。ペリーの黒船が来航し、開国の地となった下田を歩いて観光します。東京から日帰りでお得に旅する方法もご紹介します。
神奈川県

横浜で生まれた船「氷川丸」の船内を見学!豪華客船という名の貨客船の歴史|2023 旅行記6

1930年に横浜船渠で生まれた貨客船「氷川丸」。2008年にリニューアルされてからは一般公開されており、大人1人300円で船内を見学することが出来ます。まるで豪華客船のような内装ですが、氷川丸は貨物を積んでいた貨客船。現代のクルーズ船とは役割が異なります。今回はそんな船とシアトル航路の歴史をご紹介します。
神奈川県

神奈川ではなく「横浜」を開港した理由~ペリーが来航した港町の歴史を辿る|2023 旅行記5

横浜・大さん橋にやって来ました。日本郵船の前身である郵便汽船三菱会社が横浜―上海間の定期航路を開設したのは1875年のこと。この航路は日本初の海外定期航路であり、横浜港が国際貿易の拠点として重要な役割を果たすきっかけとなります。なぜ横浜港が選ばれたのか。その背景には、ペリーの来航や日米修好通商条約の歴史がありました。
神奈川県

横須賀で記念艦・三笠の船内を見学!三笠の歴史と横須賀で保存されている理由|2023 旅行記4

「開国」をテーマにした日帰り横須賀の旅。この日最後は三笠公園にやって来ました。今から100年以上前に建造された戦艦三笠は「記念艦」として整備され、現在も船内を見学可能です。今回は、船内で撮影した写真や資料とともに、三笠の歴史と日露戦争についてご紹介しながら、三笠が横須賀で保存されている理由を調べてみました。
神奈川県

よこすか海軍カレーとは何か?カレーと海軍&海軍と横須賀の歴史を調べてみた|2023 旅行記3

横須賀の名物といえば「よこすか海軍カレー」。海軍カレーの「海軍」は、明治初期に設置された旧日本海軍のこと。カレーと海軍、そして海軍と軍港都市・横須賀、さらに駐留する米軍の間には、どういった関係があるのでしょうか。今回はその歴史を調べてみました。
神奈川県

千代ケ崎砲台(横須賀市)を観光!無料のガイドツアーに参加 要塞の歴史を知る|2023 旅行記2

日帰りで横須賀を観光。ペリー公園から歩いてやって来たのは千代ケ崎砲台。東京湾要塞を構成した砲台のひとつです。土・日・祝日限定の一般公開がスタートし、予約不要かつ無料のガイドツアーも行われています。史跡の見学も無料です。ノスタルジックな観光地としてもおすすめ。今回は千代ケ崎砲台で歴史を学びます。
神奈川県

ペリー上陸の地・久里浜を観光!ペリー公園と記念館を見学 開国の歴史を辿る|2023 旅行記1

神奈川県横須賀市にある久里浜駅にやって来ました。1853年7月14日、アメリカ東インド艦隊司令長官ペリーが、ここ久里浜の地に上陸し、当時鎖国中だった江戸幕府に対し開国を要求しました。この日は「開国」をテーマに、日帰りで横須賀を観光。まずは、ペリー公園とペリー記念館を見学し、開国の歴史を辿りました。
船旅

赤ちゃん連れで小笠原諸島へ!おがさわら丸&ははじま丸 船旅の様子をご紹介|2025 旅行記

2025年4月13日、東京の離島への玄関口・竹芝桟橋へやって来ました。今回は赤ちゃんを連れて小笠原諸島の父島と母島へ!おがさわら丸の2等和室で行く24時間の船旅の様子と船内の設備、おがさわら丸のファミリールームやははじま丸についてもご紹介します。
島旅

圧倒的スケール!鹿児島県三島村・竹島の籠港へ~秘境で見つけた絶景をご紹介|2023 旅行記6

この日は鹿児島県三島村の竹島からスタート。宿で島の南にある籠港へ行くことをおすすめされたので、雑草に覆われた約400段の急な階段を下りると、圧倒的スケールの景色が広がりました。今回はそんな秘境にある絶景スポットをご紹介します。まるで要塞のような空間に20分ほど滞在しました。
島旅

何もない?竹島(鹿児島県三島村)を東から西へ 集落の周辺を歩いて観光|2023 旅行記5

いわゆる「何もない島」の類に入る竹島(鹿児島県三島村)。今回は島の東から西、集落の周辺を歩いて観光・散策したので、その様子をお届けします。なお、竹島についての情報は非常に少ないです。そのため、前回の記事と同様、私が撮影した写真を順番にご紹介していきます。
島旅

竹に覆われた畜産の島・三島村竹島を歩いて観光!港から佐多浦牧場へ|2023 旅行記4

竹島(鹿児島県三島村)にやって来ました。翌日の船がやって来るまで、1泊2日で竹島を観光します。ただ、竹島の情報はかなり少ないです。今回は島を歩いて撮影した写真を順番に紹介していきます。まずは港の待合所からスタート。民宿はまゆりに荷物を置いて、集落から島の東にある佐多浦牧場へ。島の大部分が竹に覆われた畜産の島です。