琉球開闢七御嶽「フボー御嶽」へ。アマミキヨが上陸した地 久高島~九州・沖縄の島を巡る旅 その19~

旅の思い出

ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は
九州・沖縄の島を巡る旅
その19をお届けします。

★その18はこちら★

今回は過去の島旅を振り返りながら、
沖縄移住後に撮影した写真や知識を交えて
お届けします。

異国のような雰囲気

大東島へ行くフェリーの出港が1日延期となり、
急遽、那覇からも近い「久高島」へ行くことに。

旅の8日目。

この旅だけで上陸した離島の数は
久高島を入れて5島となりました。

整備されていない道、瓦屋根の古民家、
うっそうとした木々、
どこかで焚かれている火の煙…

この写真だけ見ると
本当に海外のような雰囲気です。

「神の島」といわれる久高島と沖縄の始まり

そんな久高島には、遥か昔、
天(ニライカナイ)から 「アマミキヨ」という
女神が降り立ったという伝説があります。

この写真は先日、
私が南城市の玉城城跡から撮った久高島。

朝陽に照らされて、本当に神々しい雰囲気です。

日本の神様辞典』によると、
アマミキヨは天帝から与えられた土や石、
草木を使って多くの島々を作ったそうです。

そしてこれが
現在の沖縄(琉球)の始まりと言われています。

ここは久高島からやってきたアマミキヨが
上陸したとされる南城市の百名ビーチ。

「ヤハラヅカサ」という、
干潮時のみ姿を現す石碑が置かれています。

島を作ったアマミキヨは、次に森を作り、
そこには神々を祀る御嶽(祭場)を置きました。

沖縄最高の聖域「フボー御嶽」

こちらは久高島にあるフボー(クボー)御嶽。

琉球開闢七御嶽のひとつで、
沖縄でも最高の聖地とされています。

昔から
神々への感謝の心と人々の安寧を願う場所として
琉球王府や島の人々に大切にされてきました。

島の人でも立ち入りは禁止されています。

が、最近は「パワースポット」として有名になり
観光客がフボー御嶽に立ち入るという
いわゆる『観光公害』が発生しています。

ポスターや多言語看板、映像などで
「立ち入り禁止」を呼び掛けているものの
なかなか観光客のマナーは改善されないようです。

フボー御嶽の観光公害の対策を考えてみた

ちなみに、久高島には年間6万人もの
観光客が訪れているといわれています。

★久高島で考えられる施策★
・来島者全員が「島ルール講座」受講
【船到着→ルール講座→各自散策】
・日帰りの場合はツアー参加のみ認める
【自由散策NG】

というのも、
島の人から笑顔で親切にお願いをされたら
観光客も理解してくれるはずです。

「ダメ!」と強く言っても反感を買うだけです。
看板を置いたところで、聖域に入って
逮捕されるわけではないので難しいです。


情に訴えて、協力してもらう気持ちが必要です。

久高島に降り立ったアマミキヨが創ったもの

こちらは
沖縄で最初の田んぼと言われる『受水・入水』。

百名ビーチのそばにあります。

島と御嶽を作ったアマミキヨが次に創ったのは
人間とされています。

これは
神の力を発揮させる「祭り」を行うためです。

ちなみに
島が出来てから人が生まれるまでの間は
数万年』と言われています。

そして、アマミキヨは自ら田を開墾して、
人々に稲作を教えたと言われています。

文化・風習の岐路

アマミキヨが女性であったことから、
琉球では昔から女性の地位が高いものでした。

琉球の神官「ノロ(祝女)」も女性のみ。

久高島にある祭祀のなかで最も重要な祭祀、
12年に1度行われる「イザイホー」
も女性のための儀礼でした。

前回の記事で、
島の人口減少・高齢化についてご紹介しました。

イザイホーの対象は30歳から41歳までの女性。

1978年以降は
「該当者なし」でイザイホーが行われていません。

例えば、秋田県の「なまはげ太鼓」のように、
文化・風習を受け入れられやすいように変化させ
未来に繋いでいくか、それとも
古来の形式を守り消えゆくのを美しいとするか。

【男鹿】なまはげ太鼓~荒々しい Japanese Tradition~

多くの地域がその岐路に立たされています。

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ということで今回はここまで。
本日もありがとうございました。

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~移住2年目 145日目終了~

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